名古屋の小学校で理科実験中に児童が重度のやけど 誤指導が原因

 名古屋市内の市立小学校で、理科の授業中に誤った実験手順が指示され、6年生の児童が右腕に重いやけどを負っていたことがわかった。名古屋市教育委員会が5月30日に発表した。
 事故が起きたのは5月28日午前10時ごろ。理科の授業で植物の葉に含まれるデンプンを確認する実験中、担当の常勤講師(28)が、本来はエタノールを入れた試験管を湯煎で加熱するべきところを、誤ってガスコンロで直接加熱するよう指導。エタノールに引火し、実験に参加していた児童の右腕に炎が燃え移った。児童は重度のやけどを負い、感染症のリスクもあることから入院し、手術を受ける予定。

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