令和7年7月10日、TKP東京駅カンファレンスセンターにて令和7年度近畿大学報道関係者・教育関係者懇談【東京】が行われた。東京での開催は今回で13回目となる。会場には約150名超の報道関係者、教育関係者が集まった。
松村到近畿大学学長の挨拶では「近畿大学は今年創立100周年を迎え、創立時は2学部だった学部数は16学部となり総合大学となった。少子化の中で私学の半数が定員割れしているが、昨年は21万人を超える志願者があった。従来の偏差値ではなく、真の大学の力を発揮し、次の100年も意欲的に時代に合わせて変革し、選ばれる教育機関となりたい」と語った。
世耕石弘近畿大学常任理事・経営戦略本部長による近畿大学の紹介では、創立100周年事業や看護学部新設、医学部キャンパス移転、1000人以上が入学した建築学部オンライン学士プログラム、更に大阪・関西万博に出店し「今年の近大は忙しい」というキャッチコピーを掲げているとした。

2026年4月開設予定の近畿大学看護学部について、櫻本秀明近畿大学看護学部設置準備室教授が説明を行った。また、2025年11月に大阪府狭山市から堺市に移転する医学部・近畿大学病院新キャンパス(おおさかメディカルキャンパス)について、近畿大学医学部・病院運営本部企画室課長代理の鳥野肇之氏から現況説明があった。今年4月に新任となった家戸敬太郎近畿大学水産研究所所長は挨拶のあと、水産研究所の歴史と今、研究成果などを語った。最後に高橋智子近畿大学東京センター長より東京センターの紹介などがあった。
同ビル内13Fの近畿大学東京センターに場所を移し懇親会が行われ、近大マグロ、近大マダイ、クエタマ、ブリヒラ、紀州和華牛など近大食材を使用した料理が振る舞われた。