学校法人東駿学園 御殿場西高等学校(静岡・御殿場市、勝間田 貴宏 校長)は、産業能率大学(東京・世田谷区、鬼木 和子 学長)と高大連携に関する協定を締結した。協定により、高校生が大学レベルの教育・研究に触れる機会を拡充し、双方の教育・研究の充実と発展を目指す。
御殿場西高等学校と産業能率大学は、双方の教育資源や人的ネットワークを共有し、次世代を担う人材の育成を目的として本協定を締結した。特に以下の点を重視している。
・高校生に大学レベルの学びを提供すること
生徒が高校にいながらにして大学の講義や研究手法に触れ、主体的に学ぶ姿勢を養う。
・キャリア教育の充実
産業能率大学が強みとする「実学教育」を導入し、社会課題に向き合う探究型学習を強化する。
・地域社会への貢献
御殿場市をはじめとする地域の課題解決に向けて、高校と大学が連携した教育プログラムを展開する。
・グローバルかつローカルな視点の涵養
生徒が国際社会で活躍できる感覚を磨きながら、同時に地域社会に根ざして行動できる「グローカル」人材を育成する。
連携の内容
協定に基づき、以下の具体的な取り組みを推進していく。
・多様な学習機会の創出
大学教員による特別講義やワークショップ、研究室訪問、共同ゼミナールなどを実施し、高校生が幅広い分野に触れられる環境を整備。
・探究活動の支援
高校で進めている「総合的な探究の時間」やゼミ活動に大学が参画し、課題設定や研究手法、成果発表に至るまで専門的な指導を受けられる体制を構築。
・進路・キャリア形成プログラム
大学のキャリア教育ノウハウを導入し、大学進学後や社会に出た後を見据えた実践的なキャリア支援を展開。
・教員間の連携強化
高校・大学双方の教員が定期的に情報交換を行い、カリキュラム開発や教育実践を共同で研究・改善。
・地域連携プロジェクトの共同実施
御殿場市や静岡県内の企業・自治体と連携し、高校生・大学生が協働して地域課題解決に挑むフィールドワークや共同研究を実施。




