初年度納付金、私大2年ぶりの減少

文部科学省の調査で3月26日、全国の私立大に2013年春に入学した学生が支払った初年度納付金(入学金や授業料など)は平均131万2526円で、前年比0.3%減ったこと分かった。減少は2年ぶり。同省は「学生確保の競争が激しく、学費を下げる私大が増えている」とみている。調査対象は574大学。内訳は文科系が114万9246円(0.3%減)で2年連続、医歯系は466万4560円(1.2%減)で5年連続で減った。特に歯学部は約15万円減と減少幅が大きかった。一方、理科系は149万6044円で0.3%増えた。

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