東京都、子どもの万引き防止へ連絡協議会開催低年齢化に歯止め、オンラインで第28回会合

 東京都は、子どもの万引き防止対策を協議する「第28回 子供に万引きをさせない連絡協議会」を、12月15日にオンライン形式で開催する。都内では、万引きで検挙・補導された少年の数が令和5年に増加へ転じ、令和6年も前年から192人増の1,253人となり、依然として深刻な状況が続いている。

 特に小学生による万引きは435人と高水準で推移しており、低年齢層からの予防的な取り組みが急務となっている。万引きは「非行の入口」とも指摘され、将来的な犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクを高めることから、早期介入と啓発の重要性が強調されている。

 同協議会は、子どもの非行防止と健全育成を目的に、都が平成18年度から設置している。今回は、東京都や警視庁による現状報告のほか、文教大学人間科学部の須藤明教授が「万引き防止の理解と対応」をテーマに講演を行う予定だ。

 協議では、子どもの万引き防止を目的とした啓発リーフレットやデジタル教材、子どもたちが制作した防止作品を活用した啓発物の展開について意見交換を行う。また、健全育成を目的とした音楽劇の活用についても議論する。

 東京都は今後も、関係機関と連携しながら、子どもが万引きに及ぶ前段階での気づきや支援を重視し、非行防止に向けた取り組みを進めていくとしている。

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