DXハイスクール活用事例:愛知県立豊橋工科高等学校にてmonoDuki合同会社が機材選定・授業設計・デジタル人材育成講義を伴走支援

 monoDuki合同会社 は、DXハイスクール認定校である 愛知県立豊橋工科高等学校 に対し、デジタル人材育成に向けた伴走型支援を実施した。機材選定から授業設計、講義実施までを一体で支援する取り組みで、学校現場における教育DXの実践モデルとして注目される。

 支援は2026年3月に実施され、ロボット工学科の2年生約40人が対象となった。仮想現実(VR)技術を活用し、工場などの現場を疑似体験しながら課題を発見する「現場観察プロジェクト」を軸に授業を設計。3年次の課題研究に向けた基礎力の育成を狙いとした。

 機材面では、Meta Quest 3 を中心とした環境を整備。VR空間上での現場観察や、XR描画ツールを用いた体験を組み合わせることで、従来の座学や写真資料では得にくい立体的な理解を促した。授業では生徒が3人1組となり、操作・記録・分析の役割を分担しながら課題抽出と改善案の検討を行った。

 近年、DXハイスクールをはじめとする学校現場ではデジタル機材の導入が進む一方、授業への落とし込みや継続的な活用に課題を抱えるケースも多い。同社はこうした状況に対し、「機材ありきではなく学びから逆算する設計」を掲げ、学校ごとの教育方針や運用体制に応じた支援を提供している。

 現場からは、VRによって空間的な理解が深まり、生徒の発言の質が向上したとの声が上がっているほか、限られた回数しか実施できない工場見学を補完する手段としての有効性も評価されている。

 同校では今後、今回の取り組みを踏まえ、VR技術を活用した課題研究の高度化を進める方針。monoDukiは、教育現場の実情に即したデジタル人材育成支援を引き続き展開していくとしている。

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