学生向けワークショップや探究学習プログラムを展開する株式会社BYDと、英語多読学習アプリ「 Langaku」を開発するMantra株式会社は、高校生向け探究学習プログラムの提供を開始した。マンガを活用した英語多読とDX(デジタルトランスフォーメーション)学習を組み合わせ、生徒が主体的にサービスや技術を探究する内容となっている。両社は2026年4月22日、大成高等学校で初回プログラムを実施した。同校の「総合的な探究の時間」におけるITコース選択者118人が参加し、「Langaku」を活用しながら英語学習やデジタル技術への理解を深めた。
プログラムでは、「マンガ×英語多読」「マンガ×探究」「マンガ×DX」の3つを軸に展開。生徒は人気マンガを英語で読みながら、「このセリフは英語でどう表現されるのか」といった気づきを得るとともに、アプリの機能設計やAI技術についても考察した。授業後のアンケートでは、総合満足度が5段階評価で平均4.09、アプリ内マンガへの興味度は平均4.16を記録した。回答者の約65%が「英語が苦手」と回答する中、約半数が「英語のマンガを自分一人でも読み進められそう」と答え、英語学習への心理的ハードル低減にも一定の成果が見られた。
参加した生徒からは、「好きなマンガを読みながら英語を学べるのが印象的だった」「サービスを使う側だけでなく、開発する側の視点を持つ大切さを学んだ」といった声が上がった。萩原は、「英語が苦手だと言っていた生徒が前のめりに取り組んでいた。テクノロジーを組み合わせることで新たな価値を生み出せることを体感できたのではないか」とコメントしている。両社は今後、全国の中学校・高校への展開を進める方針。5月13日から東京ビッグサイトで開催されるEDIX東京 2026では、実践事例を紹介するセミナーも実施する予定だ。



