ニュートリションブランド「VITAS」を展開する株式会社スリーピースは、愛知県の桜花学園高等学校女子バスケットボール部とサポート契約を締結した。VITASが高校女子チームとパートナーシップを結ぶのは今回が初めて。選手の栄養サポートを中心に、体づくりやコンディショニングを包括的に支援する。
桜花学園女子バスケットボール部は、全国大会通算優勝回数73回を誇る高校女子バスケットボール界の名門校。インターハイ、ウインターカップ、国民スポーツ大会などで数多くの優勝実績を持ち、日本代表や海外リーグで活躍する選手も輩出してきた。
VITASはこれまで、福岡大学附属大濠高等学校、東山高等学校の男子バスケットボール部ともサポート契約を結んでおり、今回の桜花学園との契約が高校バスケットボールでは3校目となる。女子チームへの支援を通じて、女子アスリートの体づくりや競技力向上にも取り組む。
今回のパートナーシップでは、単なる製品提供にとどまらず、桜花学園が築いてきた栄養管理体制にVITASの知見を組み合わせる。選手一人ひとりが自らの身体づくりと向き合う文化の醸成を目指すとしている。
一方、学校教育の一環である部活動への支援であることを踏まえ、商業的な露出は極力抑える方針だ。練習着や備品などにおけるブランドロゴの掲出についても、高体連や競技団体の規定を守り、製品提供元としての識別表示にとどめる。企業側は、支援の目的が営利ではなく、選手の育成と成長にあることを明確にしたい考えだ。
桜花学園女子バスケットボール部の白慶花監督は、高校生アスリートにとって「心技体」を整え鍛えることが重要だとしたうえで、VITASの支援により土台となる「体」の部分が強化されることに期待を示した。「日本一」の目標に向け、感謝の気持ちを忘れず挑戦を続けるとしている。
スリーピースの高橋達也代表取締役社長は、競技力向上には日々の練習だけでなく、土台となる栄養管理も欠かせないと指摘。製品提供にとどまらず、選手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに貢献したいとコメントした。
高校部活動をめぐっては、競技力向上に加え、成長期の選手の健康管理やコンディショニングの重要性が高まっている。今回の取り組みは、企業が学校スポーツを支援する際の倫理性や教育的配慮を示す事例としても注目されそうだ。



