文科省、MEXCBTの次期基盤へ情報提供募集 2027年度全国学力調査は小中とも全面CBT化

 文部科学省は9月14日、令和9年度「文部科学省CBTシステム(MEXCBT)の改善・活用推進事業」に関する情報提供依頼を開始した。受付期間は9月28日まで。2027年度の全国学力・学習状況調査で、小学校、中学校とも悉皆調査の全教科と児童生徒質問調査をMEXCBTで実施することを踏まえ、全国規模のCBT基盤を中長期的に見直す。

 情報提供を求める規模は、1日当たり数十万人、実施期間全体で約200万人×複数教科。問題作成・配信、記述式採点、自動採点、不正防止、学習ログ分析のほか、手書き文字認識、生成AI、CAT、IRTなどの先端技術も対象とする。QTI、xAPI、LTIといった国際標準、他システムとの相互運用性、データ可搬性、障害のある児童生徒への合理的配慮や多言語対応についても情報を集める。

 今回の手続きは調達公募ではなく、将来のシステム構成を検討するためのRFIである。文科省は実際に事業を行う場合、改めて公募する予定としている。

 全国学力調査の全面CBT化は、学校だけでなく、模試、デジタル教材、学習塾の評価方法にも影響を及ぼす可能性がある。塾側でも端末上での解答、記述式のデジタル採点、学習データ連携を前提とした教材・指導設計が重要になりそうだ。

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