福岡県立高校入試、第2志望校制度を全日制全校へ拡大 2027年春の一般選抜から

 福岡県教育委員会は、令和9年度(2027年度)県立高校一般入学者選抜で、第2志望校制度の対象を全日制県立高校の全校に広げる。中学生の進路選択の幅を拡大し、県立高校を志願しやすい環境を整えることが目的だ。

 制度を利用できるのは、全日制県立高校を第1志望とする受験生である。特色化選抜や推薦入学者選抜などは対象外となる。第2志望校は県内全域から選ぶことができ、第1志望校とは異なる学科、コース、系への志願も可能となる。

 選考は、第1志望校で合格とならず、第2志望校に欠員が生じた場合に限って実施される。学力検査結果などは第1志望校から第2志望校へ送付されるため、受験生が改めて願書を提出したり、学力検査を受けたりする必要はない。

 学習塾にとっては、単に第2希望を記入させる制度ではなく、各校の募集定員、志願倍率、通学圏、欠員発生の可能性まで踏まえた出願指導が求められる。県内全域から志願できるため、従来の地域区分を越えた高校選択が増える可能性もある。私立高校を含めた併願戦略や、保護者への制度説明も今冬の進路面談における重要事項となりそうだ。

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