大学受験で生成AI利用65・3% 答案添削が最多、学校・塾の指導には遅れ

 AIチューター「Knock」を運営するHanji株式会社のKnock教育AIラボは10月16日、大学受験における生成AI利用についての調査結果を発表した。2026年に大学へ入学した1年生205人を対象に、9月にインターネットで調査した。

 受験勉強や進路相談で生成AIを「頻繁に」または「時々」利用した割合は65・3%だった。前年調査の36・6%から28・7ポイント上昇した。利用者134人のうち、使用頻度が「週の半分程度」は41・8%、「ほぼ毎日」は20・9%となった。

 利用目的は「自分の書いた解答の添削」が63・4%で最多だった。「問題の解答解説やヒント」が52・2%、「教科書等の内容についての解説」が27・6%で続いた。利用科目の上位は英語、数学、小論文だった。

 一方、学校や塾で生成AIとの付き合い方について「特に指導はなかった」と答えた割合は42・4%。「分からない・覚えていない」も21・5%あった。明確な指導を受けた記憶のない学生が6割を超えた計算になる。

 学習塾では、誤答や根拠のない回答への注意だけでなく、答案のどの部分をAIに見せるのか、生成された文章をどこまで出願書類に利用できるのかといった具体的なルールが必要になる。ただし、企業による205人規模の自主調査であり、受験生全体の利用率と断定することはできない。

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