株式会社Libry(東京・千代田区、後藤匠代表取締役CEO)は10月19日、株式会社大修館書店(東京・文京区、鈴木一行代表取締役社長)と業務提携契約を締結したと発表した。大修館書店が発行する高校情報科の教科書・教材と探究学習教材を、デジタル教科書・教材プラットフォーム「Libry」で提供する。
2027年1月頃から提供するのは、「アクチュアルX」シリーズの『探究スキルブック』『探究スターターブック』『総合型・学校推薦型選抜 志望理由書作成ワークブック』。同年3月頃からは『高等学校 情報Ⅰ』と学習ノートを追加する。Libryが情報科のデジタル教科書を扱うのは初めてとなる。
アクチュアルXは、探究の方法から進路希望の言語化までを3冊で構成し、生成AIを思考を深めるための道具として扱う解説やワークも収録する。教員はLibry上で課題を検索・配信し、生徒の進捗を確認できる。
Libryは教科書会社など22社と提携し、全国の中学校・高校700校超で導入されている。今回の提携は、教科知識の習得だけでなく、情報Ⅰ、探究、志望理由書作成を一つのデジタル環境でつなぐ動きといえる。
高校生部門を持つ学習塾にとっても、定期試験対策と総合型・学校推薦型選抜対策を別々の講座として扱うだけでなく、日常の探究活動や情報活用を進路指導へ接続するサービス設計を検討する材料となりそうだ。



