日本初、世界4例目のサンゴの人工産卵に挑戦。東大発ベンチャーがライブ配信開始

 株式会社イノカ(東京・港区、⾼倉 葉太 代表)は、2020年5月25日(月)より、サンゴを人工的に産卵させる実験をオンラインで公開。水槽の映像を24時間ライブ配信し、世界中から産卵の瞬間に立ち会える体験を提供する。

●下記URLにて、24時間無料ライブ配信中
https://coral.innoqua.jp/
●Twitterアカウントより、最新状況を実況中
https://twitter.com/innoqua_inc

ライブ配信の様子ライブ配信の様子

 今回、イノカでは独自で研究開発を進める「環境移送技術」を用い、虎ノ門にあるオフィスビル内の会議フロア一角にて、産卵実験を行っている。当該水槽は、IoTにより水温を沖縄県 久米島沖の海洋環境と同期させており、40種類を超える多種多様な生物種からなるオフィス観賞用水槽としても開放されている。

 今回の実験に成功すれば、40余りの生物種からなるサンゴ生態系を含む、観賞用途を兼ねた小型水槽内での産卵実験としては世界で初となり、ビルなどの一般的な都市空間において場所を選ばずに人工産卵が可能となるため、サンゴ研究が飛躍的に促進する見通しとなる。

●日時
6月の満月の日(2020年6月7日)から前後2週間
※2020年5月25日(月)〜6月20(土)。産卵次第終了予定。
※サンゴが産卵する可能性がある時間帯は、19:00〜24:00。

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