市進「スーパーウイング ネット体制 」 の強化にモノグサを導入

 動画配信サービスを提供する株式会社ウイングネット(東京・文京区 、荻原 俊平 代表取締役 社長)は、 映像授業の学習効果を高めるため、記憶定着のための学習プラットフォーム「 Monoxer 」を10 月上旬からウイングネット加盟校に提供することを予定している。23年度に向け、既存の映像授業と連動するコンテンツやテストシステムを開発し、学力定着の強化、 受講生のモチベーションアップを図る仕組みも提供する。


「スーパーウイングネット体制」は、今回のMonoxerの導入により、従来以上に個別最適化や学習の効率化が促進され、記憶事項の深い定着や得点力の強化が図れる。これにより、インプットからアウトプットまでの一貫した指導体制により 、 受講生の「合格力」を飛躍的に高め、志望校合格に導く。


 導入の背景には、生徒の受講ニーズの多様化により、授業時間が固定された対面授業よりも受講の自由度が高く、また学習塾側では講師不足を解消する方法として映像授業のニーズが高まっている。従来の一般的な映像授業は、学力上位の特定層に特化するなど、生徒がつまずいた時に基礎レベルまでさかのぼって視聴できないことが難点とされている。一方、ウイングネットでは 2022年3月から本格始動した「スーパーウイングネット体制」によって基礎レベルから最難関レベルまで、生徒のレベルに合わせて受講することが可能だ。首都圏から地方にいたるまで、生徒が最高品質の授業を視聴することができ、講師が不足している地方の小規模学習塾でもあらゆる学力層の生徒に活用されている。

 ウイングネットの映像授業は、「自分で考える力」のもとになる「基礎の深い理解」を大切にしている。単元毎の確認テスト等、カリキュラム内容の定着も含め、映像授業を活用した「学び方」の提供に力を入れている。
 一方で、語彙などの基礎学力部分 や既習範囲の定着という点においては、生徒一人一人の家庭学習に依存する要素が大きく、個人差が存在してしまう問題も認識されていた。 定着プロセスに Monoxer を活用することで「基礎の深い定着」も実現 可能となる。
 また、これまで映像授業と紙の教材では映像授業の視聴状況以外の学習プロセスが見えにくかったため、どれくらいの努力がどのような結果に結びついているかがわからず、効率的な生徒の学習サポートや教材の改善がしにくいといった課題もあった。

 Monoxerを活用することで、ウイングネットのオリジナル教材を簡単にデジタル化し、より効果的・効率的な学習ができるようになる。そして学習プロセスが可視化され、生徒指導や教材の改善に活かせる点学習ができるようになった。
 今後は高校生向けコンテンツの一部と中学生向けコンテンツの提供を開始する。高校生向けでは先行して英単語や古典単語等の語彙に関するコンテンツと、中学生向けには定期テスト対策でのコンテンツが中心となる予定だ。

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