文科省調査 国公立大入試概要まとめ 総合・推薦型が最多の22% 学生確保へ選抜前倒し

 文部科学省は10月11日、国公立大学の2023年度入学者選抜について、各大学が7月末までに公表した入学者選抜要項等の内容を調査し、その概要を公表した。調査によると、募集人員のうち、総合型選抜(旧AO)と学校推薦型選抜の占める割合が22・5%で過去最多となった。総合型・学校推薦型は一般入試よりも合否判定が早い。少子化により受験生の確保競争が激しくなるなか、私立大学と同様に国公立大も選抜時期の前倒しが進んでいる総合型は面接や小論文などを組み合わせて選抜する。文科省が21年度入試から「AO(アドミッション・オフィス)」を「総合型選抜」と改称し、学力についても評価するとした。

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