東進ハイスクール・東進衛星予備校などを運営する株式会社ナガセは9月8日、学校推薦型選抜と総合型選抜の拡大をまとめた入試分析を公表した。2025年度に総合型選抜を実施した大学は、国公私立を合わせて728校となり、大学全体の93・6%に達した。私立大学では574校が実施している。
入学者に占める学校推薦型・総合型選抜の割合は、私立大学で61・7%となり、一般選抜は4割を下回った。国立大学でも20・4%、公立大学では32・9%を占める。実施校の割合は、学校推薦型選抜が国立93・8%、公立99・0%、総合型選抜が国立92・6%、公立80・6%だった。
文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項では、総合型・学校推薦型選抜で、面接、ディベート、集団討論、プレゼンテーション、口頭試問などによる評価を必ず行うとしている。指定校推薦の一部などには例外がある。
大学受験指導は、一般選抜向けの教科学習だけで完結しにくくなった。志望理由書、小論文、探究活動、面接、英語資格を含む複数の選抜方式を早期から組み合わせることが、塾の進路指導上も主要課題となる。



