早稲田大学、生成AIチャットを学生支援に活用 応答数は従来比約8割増

 SELF株式会社は9月28日、早稲田大学に導入した生成AIチャットボット「SELFBOT」の活用事例を公開した。早稲田大学は2025年4月から、学生向け情報サイト「Support Anywhere」など、学生・教職員向けの複数の情報提供チャネルで同サービスを利用している。従来は、職員がキーワードと回答文を事前登録するチャットボットを運用していたが、誤字や想定外の表現、自然な文章での質問に対応しにくい課題があった。SELFBOTではウェブページなどを回答の参照情報として登録し、文章形式の質問にも対応する。職員が回答文を個別に作成する負担も減ったという。

 同社が公開したインタビューによると、一定期間の利用状況を比較した結果、応答数は従来型より約8割増え、2倍弱となった。比較期間と応答数の実数は公表していない。

 大学側は月ごとに担当者を決め、会話ログから重大な誤回答がないかを確認。学生の質問を分析し、ウェブページ、回答設定、プロンプトの改善にも利用している。生成AIを問い合わせ対応だけでなく、利用者の困り事を把握する手段とした点は、学習塾の生徒・保護者対応にも参考となる。

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