旺文社ベンチャーズを通じて、中学・高校生向けオンライン学習動画サービスを展開する株式会社学びエイドへ出資

 教育出版の株式会社旺文社(東京・新宿区、生駒 大壱 代表取締役社長)は、株式会社旺文社ベンチャーズ(東京 ・新宿区、本多 輝行 代表取締役)が運営するファンドを通じて、中学・高校生向けオンライン学習動画サービスを展開するEdTechスタートアップ の株式会社学びエイド(東京・文京区、廣政 愁一 代表取締役)へ、2020年4月30日に出資した。

 GIGAスクール構想の実現に向けた取組みや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響によって、学校だけでなく家庭や学習塾などでも教育のICT化が進み、オンラインを使った遠隔学習の必要性が高まっている。旺文社および旺文社ベンチャーズでは、学習を技術革新で支援するEdTechに注目していた。
 学びエイドは主に中学・高校生向けの学習塾を対象としたオンライン動画学習サービスを展開している。大手の予備校や学習塾などでの経験豊富な講師(約130名の「鉄人講師」)が制作した各教科(科目)全範囲を網羅した映像授業(約32,000本)を配信し、既に1800以上の教室に導入されている。

 旺文社では、学習アプリや教育ICTサービスと連動した書籍の刊行を行ってきた。学びエイド社とは、共同企画「1冊逆転プロジェクト」(【武田塾×学びエイド×旺文社共同企画】「一冊逆転プロジェクト」解説動画で理解を深める学習参考書シリーズ)にて書籍刊行するなど、学習参考書の補完サービスとしてオンライン学習動画との連携を深めてきた。今回の出資を通じて、旺文社と学びエイド社が連携を更に深め、旺文社が持っている学習コンテンツ、チャネルと学習動画サービスを組み合せるなどさらなる両者の事業強化につなげていく。

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