READYFORと三井住友信託銀行、大学・学校法人のエンダウメント形成を共同支援

 READYFOR株式会社(東京・千代田)と三井住友信託銀行株式会社(同)は10月13日、大学・学校法人のエンダウメント形成と運営を共同で支援するため、基本合意書を締結したと発表した。寄付金の募集から基金の制度設計、資産運用までを一体で支援する。

 エンダウメントは、大学などが寄付金を基金として運用し、その運用益を教育・研究活動や学生支援に充てる仕組み。今回の連携では、READYFORが寄付戦略の策定、大口寄付、遺贈寄付、継続寄付、周年事業などを支援する。同社はこれまで、93の大学・研究機関と連携し、約43・9億円を届けたとしている。

 三井住友信託銀行は、基金の運営体制や運用方針の策定、資産運用、遺贈・資産承継、大学が保有する不動産の活用などを担当する。両社の顧客基盤と専門性を組み合わせ、寄付を集める段階から資金を継続的に運用する段階までを支援する。

 少子化によって学生募集環境が厳しくなる中、大学・学校法人には授業料以外の収入源を確保し、教育・研究への投資を維持する経営基盤が求められている。今回の連携は、大学の寄付募集と資金運用を包括的に支援する市場が広がる可能性を示す。大学の財務力が教育環境や学生支援、学部再編にも影響することを考えると、進学指導に携わる学習塾にとっても注視すべき動きとなる。

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