学習塾の経営支援を行う「塾エイド」(運営:株式会社インサイト・ジャパン、千葉・我孫子市、代表取締役社長・鴨志田順)は、全国の塾・スクールが参加する「塾エイドフレンド会員」が2,000教室を突破したと発表した。
「塾エイド」は、「塾の成功と生徒の成長を両立し、地域教育により広く貢献すること」を目的に設立されたボランタリーチェーン型の組織。独立した学習塾が自発的に連携し、情報共有や共同活動を通じて経営力と教育力を高める取り組みを進めている。
無料のフレンド会員制度で学習塾の経営力向上を支援
「塾エイドフレンド会員」は、学習塾経営に役立つ最新情報やノウハウを提供する無料の会員制度。教務・集客・採用・運営・労務など、経営全般を支援するセミナーやコンテンツを定期的に開催しており、多くの塾経営者が情報収集の場として活用している。
同会では、参加塾の独立性を保ちながらも、情報やノウハウを「集約」することで、教育現場における経営課題の解決と効率化を推進。ボランタリーチェーン(VC)モデルの特性を活かし、スケールメリットと連携効果を両立する仕組みを整えている。
実践的なセミナーを無料開催 大学受験から地域連携まで
塾エイドでは、現場で役立つ実践的なテーマのセミナーを多数開催。直近では、大学受験指導をテーマにした「“極める”大学受験指導」シリーズ(講師:野田亮太氏)や、「地域とつながる新しい塾集客手法」をテーマにしたセミナーなどが行われた。
今後も、「“極める”大学受験指導 第6回(11月7日・11日開催)」や、塾エイドの総決算イベント「未来を拓く塾エイドフォーラム2025~『これからの塾』をデザインする~」(11月21日開催)が予定されている。いずれも参加無料で、塾経営者や教育関係者の注目を集めている。
オンラインコンテンツで“時間のない塾長”を支援
公式サイトでは、「AI活用による講師の業務効率化」「スポットワーカー(スキマバイト)による人手不足対策」など、時流に即したトピックを扱う記事やセミナーレポートを無料で公開している。短時間で情報収集できるコンテンツ構成が特徴だ。
学習塾の連携で地域教育を底上げ
株式会社インサイト・ジャパンは、2020年に学習塾ボランタリーチェーン本部として発足。以降、セミナー参加者は累計7,000名を突破し、フレンド会員数は2,000教室を超えるまでに拡大した。今後も、地域教育力の向上と持続可能な学習塾経営の支援を目的に、全国的なネットワークを強化していく方針だ。




