Category: 塾ニュース|塾・企業

進学塾「学研アイズ」が「エディック」に

 進学塾の学研アイズが、創造学園と吸収分割することが分かった。3月1日付で「アイズ」の名称を「エディック」に統一し、創造学園のノウハウや情報力を活用し、指導を底上げする。
 小中学生向け進学塾事業以外の既存事業(高校生向け進学塾)はこれまで同様に運営する。

新型コロナ感染予防にも!「プラチナム学習会」から新ハイブリッド・オンライン学習システムがスタート

 プラチナム学習会では、限りなく対面に近い学習を可能とした、新しいオンライン学習システムをスタートする。このシステムは「先生によるテレビ電話(アナログ)」×「リアルタイム教材共有タブレット(デジタル)」を掛け合わせ、更に「プラチナム学習会オリジナル教材」を加える事で実現している。新型コロナウイルスの感染が懸念されるなか、既存のオンライン学習システムの欠点を解消し、「アナログ」と「デジタル」のそれぞれの長所を組み合わせた、このオンライン学習システムは、安全かつ、安心な環境で、高いクオリティの授業を受ける事ができる。幼児教室を中心に教育事業を幅広く展開する株式会社プラチナム学習会(大阪市・天王寺区、 泉谷顕縦 代表取締役社長)は、同社運営の幼児教室でのノウハウをもとに考案した、新しいオンライン学習システムをスタートする。

英才個別学院 合格祈願御守レターを受験生に郵送

 個別指導塾「英才個別学院」(株式会社エイサイコミュニケーション)は、2020年の受験シーズン、受験を目前に控えた⽣徒の⾃宅に、塾講師・スタッフの手書きメッセージが届く「合格祈願御守レター」を初めて実施した。

 今回実施した「合格祈願御守レター」は、英才個別学院が、郵便局の協⼒のもと制作した⾼校・⼤学受験⽣らへ送る折るとお守りになる手紙だ。講師が応援メッセージを記入し、受験や模試を直前に控えた中学2,3年⽣・⾼校2,3年⽣の⾃宅へ1月中旬から2月上旬にかけて、77校舎から約8,000通を郵送した。

 受験や模試を終えた⽣徒(中学2,3年⽣・⾼校2,3年⽣711名)へ⾏ったアンケートでは、実際に受験会場に“お守り”として持参した受験⽣(中学3年⽣・⾼校3年⽣181名)のうち、「心強かった」93.3%、「いつも以上に実⼒が発揮できた」81.2%と、個別指導塾ならではの温かなコミュニケーションが、⽣徒たちのサポートになったことが伺える結果となった。

 法政⼤学⽂学部心理学科教授の渡辺弥生氏は手書きだからこそ伝わる先生の応援が、受験生の「非認知能⼒」を⾼め、勇気と安心感をもたらすだろうと語っている。

武田塾×学びエイド×旺文社共同企画 解説動画で理解を深める、新しい学習参考書シリーズ

 教育出版の株式会社旺文社(東京・新宿区、生駒 大壱 代表取締役社長)は、学習塾「武田塾」を運営する株式会社A.ver(東京・文京区、林 尚弘 代表取締役、以下 武田塾)、動画学習サービス「学びエイド」を運営する株式会社学びエイド(東京都文京区、代表取締役社長 廣政 愁一)と共同で、学習参考書シリーズ「一冊逆転プロジェクト」を開始いたします。
 第一弾として、『古典文法 スピード・インプット』、『世界史用語 マルチ・トレーニング』の2冊を、3月24日(火)に刊行する。
 また、「一冊逆転プロジェクト」第一弾刊行記念として、サイン本プレゼントキャンペーンを実施する。

「一冊逆転プロジェクト」は、学びエイドの講師陣を主な著者に迎え、武田塾の教務部長 中森泰樹氏監修のもと、武田塾が目指す逆転合格のために科目ごとの「正しい学習法」を追求した学習参考書シリーズ。学習レベル、構成、内容、紙面デザインなどにこだわり、各科目の内容が身につきやすいように作成した。

■書籍概要
『古典文法 スピード・インプット』

著者 : 佐藤総一郎(学びエイド、河合塾講師)
体裁 : A5判 2色刷(一部フルカラー)
定価 : 1,320円(税込)
刊行 : 2020年3月24日
対象 : 私大上位レベルの大学を目指す受験生
特典 : 別冊・重要暗記事項整理ブック、無料解説動画付き
本書は、大学入試に最低限必要な古典文法を効率よく身につけ、スムーズに読解演習につなげることを目的としています。この1冊で主要文法事項の「理解」「演習」「暗記」を行うことができます。また、無料の解説動画では、活用などの覚え方や、入試問題の解き方の実況解説を視聴いただけます。

『世界史用語 マルチ・トレーニング』
著者 : 鈴木悠介(学びエイド講師)
体裁 : A5判 2色刷
定価 : 1,540円(税込)
刊行 : 2020年3月24日
対象 : 私大上位レベルの大学を目指す受験生
特典 : 無料解説動画付き
本書は、3ステップで世界史の知識をきちんと整理し、しっかり定着させることができる参考書です。1つの単元を「文章」「地図」「年表」の3ステップで整理し、理解が深まり、「忘れない」知識とすることができます。無料の解説動画では、地図学習をサポート。視覚的な面からも知識を強化できます。赤セルシートつきで、重要事項をくり返し確認できます。

STEP1「文章」

STEP1「文章」

STEP2「地図」

STEP2「地図」

STEP3「年表」

STEP3「年表」
「一冊逆転プロジェクト」は今後も、シリーズラインナップを拡充する予定。第2弾は、2020年春の発売を目指す。

■「一冊逆転プロジェクト」第一弾刊行記念、サイン本プレゼントキャンペーン
「一冊逆転プロジェクト」第一弾刊行を記念して、アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、著書の先生と監修の中森氏のサイン入り書籍をプレゼント。

【期間】2020年3月19日(木)~2020年4月2日(木)
【応募方法】下記URLよりご応募ください。
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbo-ldtfti-960aa527c04768a8d14ad0dc17f101d7
【プレゼント】合計10名 ※当選結果は、発送をもって発表する。
佐藤総一郎先生、中森泰樹氏サイン入り『古典文法 スピード・インプット』(5名)
鈴木悠介先生、中森泰樹氏サイン入り『世界史用語 マルチ・トレーニング』(5名)

休校中に「エディック」が「オンライン授業」

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため休校中の小中学生の学習を支援しようと、「オンライン授業」に、学習塾「エディック」を展開する「創造学園」(神戸市・中央区、勝野 哲也 代表)が取り組んでいる。

 全受講生への導入を決めたのは、国からの休校要請があった2月27日。子どもの安全確保のため対面指導を取りやめ、受験直前の中学3年を除き、3月下旬まで休講することにした。代わりに、家庭で受講可能なオンライン授業を各教室で行えるよう準備を整え、3月5日からスタートさせた。

 教室の講師と自宅の塾生を結ぶのは、スマートフォンやパソコンなど。「オンライン授業」の強みは、録画映像を使った授業とは異なり、双方向性。教室では講師のモニターに生徒が映し出され、電子黒板への板書を共有し、生徒は書き込みができる。講師に当てられると受講生が問題を解答し、それに解説を加える-といった、対面同様の形で授業を進められるという。

 明石市については、16日より登校可能との発表もあったが、子どもたちの健康・安全を最優先して他の地域と同様、オンラインによる指導を継続するという。

愛媛・寺小屋グループと香川・ケイシングループが業務提携

 愛媛県の学習塾・寺小屋グループ(松山市、吉見 達治 代表)と香川県最大手の学習塾・啓真館などを展開するケイシングループ(高松市、原田 真一 代表)は2月14日までに業務提携を結んだ。現在想定しているのは次のような項目。・人材交流・場の融合・適正化・地域や学校との連携推進・模試事業等の拡大および適正化・指導システム・管理システム等の融合および適正化・新事業の検討。

 両社は2月1日付で業務提携し、寺小屋グループの社長にケイシングループの原田真一代表(56)が就任。代表権のある会長に寺小屋グループ社長だった吉見達治氏(50)が就いた。

 寺小屋グループは愛媛の47教室を中心に香川など四国・沖縄の4県で計約60教室を展開。ケイシングループは、小中高校生を対象に香川や愛媛などに計18教室ある啓真館のほか、岡山県の学習塾・明修塾など中四国5県で計約40教室を運営している。

教育向けコミュニケーションサービス『Mana-Com』の無償提供

 株式会社ヒトトコLabo(愛知・名古屋市、鈴木 隆央 代表取締役社長)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響拡大を受けて、全国の自治体・学校・学習塾・習い事教室に対して、教育向けコミュニケーションサービス『Mana-Com』の無償提供による支援を行うことを決定しましたことを発表した。

 3月2日からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大対策の小、中、高等学校の臨時休校を受け、学校のみならず、学習塾をはじめとする民間教育施設も、大きな影響を受けている。それらの施設に対し、『Mana-Com』を8月末までの間、無償提供する。
 教室運営者ならびに先生方と、児童・生徒ならびに保護者と『Mana-Com』のコミュニケーション機能を通して、連絡・確認事項の一斉・個別での送受信など、緊急時の連絡手段として活用できる。

申し込み:https://www.mana-com.jp/contact
教育向けコミュニケーションサービス『Mana-Com』のご紹介:https://www.mana-com.jp/lp/

こどもちゃれんじが遠隔でも、幼稚園にいるような生活が送れる「オンライン幼稚園」を3月18日(水)新規開園

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁、以下:ベネッセ)は、新型コロナウイルス感染症対策のために幼稚園や保育園の休園が相次ぎ、さらに習い事教室の休業などで外出が難しく自宅で過ごされる時間が増える家庭の状況を受け、3月6日に特設サイト「webちゃれんじ園」を開設した。

 遠隔でも園生活と同様の充実した1日が送れることを目指し、第2弾としてリアルタイムでコンテンツを提供する新サービス「オンライン幼稚園」を3月18日(水)10:00より新規開園する。専門家が監修した「1日の流れ(時間割)」に合わせて、幅広い領域にわたる各種コンテンツを無償提供する。

<提供サービス概要> https://www2.shimajiro.co.jp/kodomo/online/
「オンライン幼稚園」※提供期間:2020年3月18日(水)10:00~
予定は前後する可能性があります。ご了承ください

学校休校に関する保護者アンケート調査結果について

 公益社団法人全国学習塾協会は3月14日、子供を学習塾に通わせる保護者を対象(調査人数:36,171名)に、新型コロナによる学校休校に関するアンケート調査を実施し、その結果を公開した。

・9割近い保護者が、子供の生活リズムが崩れることに不安をもっている

・子供の精神面について、とても心配している(21.6%)よりもあまり心配していない(26.6%)が高い結果に(やや心配している保護者は46.3%)。

・保護者の85.3%が「子供の学習時間が減少した」と回答

・学習塾で勉強させることに「とてもそう思う」(53.3%)、ややそう思う(34.4%)を合わせると8割以上が肯定的

学校休校に関する保護者アンケート調査結果について

一般社団法人JaPEL(ジャペル)を設立 プロジェクト第一弾として「全国中学生プレミアム学力カップ」を9月に開催

世界・日本に貢献するグローバル人材およびリーダーの輩出に寄与するため、教育サービス業界の有志によって構成される一般社団法人JaPEL(ジャペル、Japan Premium Education League)が2月22日、設立された。JaPELは、プロジェクトの第一弾として新しい学力観に基づく、思考力・判断力・表現力などを多面的に評価する「全国中学生プレミアム学力カップ」を今年9月26日・27日のいずれか1日で実施する。そこに込められた思いや今後の展望について、JaPELの事務局に話を聞いた。

新しい学力観に基づく新しい学力育成の必要性は、誰もが感じている。しかし育成以前に問題になるのは、それを測定する評価方法をどう設けるかということだ。JaPELはそれに対する解答として新プロジェクトを立ち上げる。それが「全国中学生プレミアム学力カップ」である。その狙いについて、JaPEL理事の川東義武氏(ネクストK 代表取締役)はこう語る。

「知識・技能の習得に加え、思考力・判断力・表現力を具備し、コミュニケーション能力を駆使して相手や場面に応じた課題解決能力を発揮していくことで新たな価値を創造できる――。そうした多面的な能力をできる限り正確に測定・評価するために、『全国中学生プレミアム学力カップ』では、多角的な測定方法を用意しています(図表)」。

さらに川東氏は言う。「現代日本の教育は、公教育・私教育とも先行き不透明感が増しています。しかしこれからの時代を生き抜くのに必要な力は、科学的・教育学的に正しい方法論に基づいて適正に評価できますし、実際にそうしなくてはなりません。でなければ、この力の適正な育成方法の開発が進まず、日本の教育が停滞する恐れがあります。民間教育に関わる者たちが力を合わせ、新時代に適応できる人材輩出のためのシステムを構築し、教育関係者で共有していける仕組みを作ることが大切だと思います。JaPELの活動が、日本の教育界が直面するそうした課題の解決に少しでも貢献できたらと願っています」。

JaPELでは他にも、アクティブ・ラーニングや探究学習等の研究・開発、教室運営などに関わるだけでなく、英語語彙力を競うコンテストなど、「全国中学生プレミアム学力カップ」に続く次のプロジェクトの提案もすでに始まっているという。

「JaPELの活動は始まったばかりです。設立趣意にこめられた志を胸に、教育に携わる方々のお声に耳を傾けながら、真摯にミッションに取り組んでいく所存です。どうかご支援よろしくお願い申し上げます」(川東氏)。

既に数社が基金の拠出を申し出ており、JaPELの活動は順調に開始されている。まずは今年の9月26日(土)・27日(日)に行われる「全国中学生プレミアム学力カップ」に注目したい。

〈問い合わせ先〉
一般社団法人 Japan Premium Education League
設立時理事長:山本 千秋 (eisu CEO/エイスウClub主宰)
所在地:東京都千代田区九段南3-4-5フタバ九段ビル3F森上教育研究所内
TEL:03-6272-6465
メール:contact@JaPEL.or.jp
設立準備室事務 佐藤