株式会社やる気スイッチグループホールディングス(東京・中央区、高橋 直司 社長)と野村不動産ホールディングス株式会社(東京・新宿区、沓掛 英二 社長)は資本業務提携を行うことに合意した。
野村不動産HDは、やる気スイッチグループHDの株主である株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(以下、APファンド)から発行済株式総数の約9%を譲り受けることにより、出資を行う。
この提携を通じ、両社が保有する知見・ノウハウ・顧客基盤を活用することで、両社の事業機会と価値創造領域の拡大を目指す。やる気スイッチグループHDが展開している「やる気スイッチ」ブランドの拡大・浸透を加速させるとともに、野村不動産HDが展開している学童保育事業をはじめとするキッズ向け事業での協業や新しい幼児園の開発検討着手など、未来を担う子どもたちの「学び」に貢献する幼児教育サービスや商品の開発・提供や、それを活用した街づくりの付加価値向上に協同して取り組んでいく。具体的な両社の役割や協業内容の詳細は、今後両社が協議して決定する。
■資本業務提携の狙い
<やる気スイッチグループHDにとって期待されるシナジー>
① 野村不動産グループによる仲介、ならびに大規模複合開発を含む同グループ保有・運営施設への出店により、事業量が拡大すること
② 野村不動産グループの顧客基盤を活用することにより、事業領域の拡大と顧客満足度の向上が図られること
③ フィットネス事業やキッズ向け事業展開する野村不動産グループとの協業による新たな幼児教育サービス・商品の開発により、事業領域が拡大すること
④ 野村不動産グループの海外開発事業において協働することにより、海外事業の拡大が図られること
<野村不動産HDにとって期待されるシナジー>
① やる気スイッチグループが展開する店舗の出店により、国内外で手掛ける開発・街づくりにおける付加価値や保有・運営施設の価値が向上すること
② やる気スイッチグループの顧客基盤を活用することにより、事業領域の拡大と顧客満足度の向上が図られること
③ やる気スイッチグループとの協業による新たな幼児教育サービス・商品の開発により、野村不動産グループの事業領域が拡大すること
■資本参加の概要
2022年12月16日付けで、野村不動産HDは以下の内容でAPファンドから株式の譲受けを行う。
― 譲受け株式数 / 普通株式株 3,284,900株
― 発行済株式総数に対する割合 / 約9%
― 譲受け金額 / 27億円