Category: 塾ニュース

第27回 生きいきワクワク体験・親子の集い開催

 今年で27回目を迎える「生きいきワクワク体験・親子の集い」が今年もNPO法人全国教育ボランティアの会主催で7月16日(日)に調布市・市民プラザ「あくろす」にて開催された。
 身近な科学を親子と経験し子供たちの科学分野への関心を沸き起こさせる同イベント。今年は定員140名に対し応募者の反響が多く実験材料にも限りがあったので、定員を超えての申込者には断らざるをえない状況だった。と実行委員長の佐藤勇治氏は語ってくれた。
 ボランティアの先生も多く参加しており厚木ゼミナールの講師は10名、埼玉県私塾協同組合からは5名とその他ボランティアの先生も駆けつけ、運営をバックアップしていた。
 ワクワク体験の今年の実験は「備長炭アルミ箔電池を作ろう」西畑正夫先生考案の実験キットを親子で作り上げる。うまく組み上げることができたらプロペラが回る仕組みになっている。ボランティアの講師が親切に見回りつまづいた子供達に寄り添って丁寧に教えていた。
 天文教室では中嶋先生が「DVD分光器」を使い光のスペクトルについて説明を行った。最後の質問コーナーでは「宇宙はどうやってできたのか?」「ホワイトホールってあるんですか?」「星座は全部でいくつあるんですか?」など子供たちの疑問がたくさんあり、終了時刻を大幅に延長し中嶋先生が丁寧にひとつづつ回答していた。
 学校や塾、行政と企業のような区分ではなく、地域で一つになり、子供たちに教育・関心を与える事が出来るのは、これからの日本の教育にとって大変重要である。

青学女子短大が学生募集停止へ 志願者減で19年度から

青山学院大を運営する学校法人青山学院(東京・渋谷)は7月24日、青山学院女子短大の学生募集を2019年度から順次やめると発表した。「青短」の略称で知られる女子短大のブランド校だったが、四年制志向の高まりなどにより、近年は志願者が減っていた。青短は1950年に開学し、6万人超の卒業生を輩出、現在は約1500人が在籍している。現在の教育を「19年度以降に青山学院大に設置予定の学部で追求する」という。

1689自治体に15兆円 普通交付税

高市早苗総務相は7月25日、平成29年度当初予算で配る普通交付税は1689自治体で計15兆3501億円になると閣議で報告した。独自の税収が多いなどの理由で交付税を必要としない不交付団体は東京都と75市町村の計76団体となり、前年度より1団体減った。道府県分は北海道が6199億円と最多で、兵庫2960億円、鹿児島2646億円と続く。昨年度不交付の栃木県上三川町、東京都羽村市、静岡県富士市、佐賀県玄海町の4市町に配分する。一方、宮城県女川町、埼玉県八潮市、大阪府摂津市の3市町が不交付に。不交付団体減は5年ぶり。

入試過去問から手軽にオリジナルプリント教材が出来る「KAWASEMI Lite」。料金体系を変更し、より使い勝手の良い仕様に。

株式会社英俊社(大阪府)が提供する、入試過去問題から簡単にオリジナルプリントを作ることが出来るオンラインシステム「KAWASEMI Lite」の意見交換会が、京都の中学受験に精通している学習塾アルゴシステムズ(京都市中京区)で6月28日(水)に催された。京都では「KAWASEMI Lite」を紹介するセミナーは何度かあったが、参加者に手に取って体験してもらいながら、実際に使用している塾関係者を交えて意見交換の場を開いたのは今回が初めて。「KAWASEMI Lite」を使った具体的な指導方法や、同システムの有効活用方法などさまざまな意見が出されていた。

「KAWASEMI Lite」を実際に手を取って体験する参加者

KAWASEMI Lite」は、中学校・高等学校の入試過去問題集を長年に渡って提供している(株)英俊社が、凸版印刷(株)とのパートナーシップの元、2015年6月にリリースしたオンラインシステム。リリース以来、常にユーザーの声を汲み取りながら、「KAWASEMI Lite」は今年も更にバージョンアップし、より使い勝手の良い仕様となっている。「ログイン・科目選択」、「問題選択」、「PDFダウンロード・印刷」という3ステップで簡単にオリジナルプリントの作成が出来るのは従来通りだが、出力済みのプリントの複製と再編集が可能となり、古文・漢字・文法などで国語の問題が利用出来るようになるなど、現場の先生の声を可能な限り活かした内容となっている。
ただ、一番の注目すべき点は、その料金体系の変更だ。今までは使用した問題数によって料金が変動する「従量課金制」を取っていたが、本年6月からは定額制で問題が使い放題になった。例えば高校入試利用の12か月契約だと30,000円なので、月額にすると2,500円で同社が有している全国の公立高校入試問題とおおよそ200校の私立高校入試問題を自由に利用出来るようになった。約170校の入試問題を自由に利用出来る中学入試利用のプランや、中高入試の両方が利用出来るプランもある。いずれも使用問題数に制限のない「定額料金制」なので、生徒1人1人に適したプリント教材が手軽に作成出来るようになった。
これから始まる受験シーズン。「受験力」をさらにつけるために、まずは同社に問い合わせてみてはいかがだろうか。

問い合わせはこちらまで
(株)英俊社
〒546-0003
大阪府大阪市東住吉区今川7-3-21
06-6704-9535(担当;営業部)
受付時間:月〜金 9:00〜17:00
メールアドレス:info-kawasemi@eisyun.co.jp
www.eisyun.jp

国際物理五輪、日本人2人が「金」・3人「銀」

ブラジルで開かれた第58回国際数学オリンピックで、日本代表の6人全員がメダルを獲得した。合計得点で比べる国別順位は6位だった。文部科学省が7月22日に発表した。

 金メダルは高谷悠太さん(東京・開成高3年)、黒田直樹さん(兵庫・灘高2年)。高谷さんは2年連続の金メダル獲得。銀メダルは窪田壮児さん(東京・筑波大付属駒場高3年)、神田秀峰(しゅうほう)さん(愛知・海陽中等教育学校6年)。銅メダルは岡田展幸(のぶゆき)さん(広島・広島大付属福山高3年)、清原大慈(だいし)さん(東京・筑波大付属駒場高2年)。

5月実質賃金、確報は横ばい 速報から下方修正

厚生労働省が7月21日に発表した5月の毎月勤労統計調査(確報値、従業員5人以上の事業所)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月に比べて横ばいだった。速報段階から0.1ポイント下方修正した。従業員1人あたりの平均の現金給与総額(名目賃金)は0.6%増の26万9968円だった。伸び率は速報段階から0.1ポイント下方修正した。

7党に政党交付金79億4342万円

総務省は7月20日、今年2回目の政党交付金79億4342万円を7党に交付した。共産党は制度に反対し、受け取りに必要な届け出をしていない。各党への交付額は多い順に次の通り。

自民党44億565万円
民進党21億7974万円
公明党7億8384万円
日本維新の会2億5239万円
日本のこころ1億2327万円
自由党9966万円
社民党9884万円

博報財団こども研究所 シンポジウム 東京・京都で開催

博報財団こども研究所は、「こどもと地域調査」のレポートおよびコミュニテ
ィ・スクールでの実践事例を活用し、子ども・地域の未来と教育の本質に立つ
喫緊の課題について、現役の学校長と元文教大学教授で総合学習や子ども教育
連携論の専門家がお伝えするシンポジウムを2017年8月21日(月)(東京)
と23日(水)(京都)で開催する。

参加は無料でFAX(03-5570-5016)
または下記ホームページから申し込める。
(URL:http://kodomoken.com/report/news/20170707/

シンポジウムでは、実践研究を通じて得られた子どもの持つ潜在力への気づき方・引き出し方、自己肯定感の育成や地域と連携した教育の効果についての調査結果や実践授業と並行して行われた、子ども・保護者・教員の計1800名以上に対するアンケート調査「こどもと地域調査」のデータなども交えて地域教育が子どもに対しどのような影響を及ぼすのかを発表する。

≪「博報財団こども研究所シンポジウム2017」概要≫

■日時 :2017年8月23日(水)京都 14:00~17:30(受付開始13:30)
■参加費 :無料
■定員 :150名(要申込)
■会場 :京都烏丸コンベンションホール(京都市中京区烏丸通六角下る七観音町634カラスマプラザ21ビル8階)
■参加申込:8月4日(金)必着 FAX(03-5570-5016)
またはホームページから申込。

■公式ホームページ :http://kodomoken.com/report/news/20170707/

総務省のプログラミング教育事業で、学研のロボットプログラミング講座と制御機器メーカーであるナブテスコが神戸市の小学生へ体験教室を開催

総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業の一つとして、株式会社学研ホールディングス(東京 品川:代表取締役社長 宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研エデュケーショナルと制御機器メーカーであるナブテスコ株式会社(東京 千代田:代表取締役社長 寺本克弘)は、8月2日と4日の計2回、トップブランドNABCO(ナブコ)の自動ドアを開発・製造しているナブテスコ甲南工場の所在する神戸市内の小学校2校の小学5年生を対象に、ロボットプログラミング体験教室を行う。

体験教室は,学研のロボットプログラミング講座「もののしくみ研究室」の1テーマ<自動ドアのしくみと制御>の教材キットを用いて、ナブテスコ甲南工場の社員が学研の講師養成ノウハウに基づいて講座を行う。

講座では、まずナブテスコ甲南工場内のショールームで様々な種類の自動ドアを実際に見て、しくみを理解したうえで、ブロックを組み立て自動ドアのロボットを製作し、プログラミングして動かす。また、子ども自身が考えたアイデアを取り入れ、オリジナルの自動ドアのロボットに改良するなどの内容となる。

来年度公立高校入学定員 全日制420人減の7835人 山口県教委

山口県教育委員会は7月10日、来年度の公立高校の入学定員や入試日程を発表した。全日制の定員は48校7分校計7835人(前年度比420人減)で、記録が残る1951年度以降で最少となった。県教委によると、来春の中学校卒業者が今春から612人減の1万2216人と見込まれるため、定員を大幅に減らした。