Category: 塾ニュース

生活道路にオービス導入 埼玉・岐阜で試行

住宅街などにある道幅の狭い「生活道路」での事故を減らすため、警察庁は小型の速度違反自動取り締まり装置(オービス)の運用を埼玉、岐阜の両県で始めた。運用を始めた小型オービスは、1人で持ち運びできる可搬式(重量約8キロ)▽車両で運べる半可搬式(同約500キロ)▽道路標識のように支柱を地中に埋める固定式(同約50キロ)――の3種類。価格はいずれも約1千万円で、警察庁が3月末に埼玉、岐阜両県警に各種類1台ずつ計6台を配備した。効果や課題を検証し、全国への普及につなげていきたい考えだ。

生活習慣良好な小中高生、スマホ熱中度低く 青少年機構

国立青少年教育振興機構(東京)は5月2日、生活習慣が身についたり、家庭で手伝いをしたりしている子供は、携帯電話やスマートフォン(スマホ)に熱中する割合の低い、という調査結果を発表した。スマホ熱中度の高い割合は、生活習慣が最も身についている層は15%、生活習慣が最も身についていない層は32.6%。手伝いを最もよくする層は18%、手伝いが最も少ない層は22.7%だった。

グーグル、眼球に埋め込む「サイボーグレンズ」を特許申請

グーグルは5月5日、コンピューターを搭載したレンズを直接眼球に埋め込む新技術の特許を申請した。
新技術では目から水晶体を除去し、空になった水晶体カプセルの中に液体を入れたうえで、電子装置を搭載したレンズを液体内に設置するとしている。グーグルはこれまでにも、眼鏡型のスマートグラスや、スマートコンタクトレンズを開発してきた。だが、今回特許を申請した新技術は、そのさらに先を行くものだ。

【訃報】株式会社向学舎グループ(秋田英数学院)創業者の中村芳夫さん逝去 享年74歳

株式会社向学舎グループ(秋田英数学院)の創業者で前代表の中村芳夫さんが、かねてより病気療養中のところ、5月8日 6時15分に逝去。享年74歳。

中村芳夫氏中村さんは、1971(昭和46)年、私教育が根付かなかった秋田県で秋田英数学院を創立し、40年以上にわたって県内の教育水準を高めるために尽力してきた。

葬儀は、5月13日13時から秋田氏泉北のベルコシティホール秋田で執りおこなわれる。喪主は妻のトシさん。連絡先は、株式会社向学舎グループ 総務部(吉野・池田・岡田)電話018-864-7868。

児童扶養手当 大幅増 2人目以降、最大で倍 改正法成立

 ひとり親家庭を支援する改正児童扶養手当法が5月2日午前、参院本会議で、全会一致で可決、成立した。所得の低いひとり親家庭に支給する児童扶養手当について、2人目以降の支給額を最大で倍増する。2人目の引き上げは1980年以来、3人目以降は94年以来となる。8月1日に施行し、8〜11月分を12月に支給する。

 児童扶養手当は現在、1人目の子どもについて月4万2330円が支給され、子どもが増えるにつれ2人目は月5000円、3人目以降は3000円加算される。法改正で加算額は2人目が1万円に、3人目以降は6000円に倍増する。子ども2人の家庭は計5万2330円になる。

 ただし、所得制限があり、満額支給されるのは子ども3人の世帯の場合で年収227万円未満。年収に応じて支給額は減り、年収460万円以上は支給されない。受給106万世帯のうち増額となるのは、子ども2人が約33万世帯、3人以上が約10万世帯。必要額は国と地方合わせ年間約250億円。

 また、現在は1人目分にだけ、物価に合わせて支給額が変わる物価スライドが適用されているが、2017年4月からは2人目以降の分にも適用される。

高校教科書、安保法盛る 各社 17年使用

3月に検定合格した高校教科書のうち地理歴史と公民の計32点中20点で、教科書会社が、安全保障関連法と、選挙権年齢を18歳以上に引き下げた改正公選法がそれぞれ成立したとの記述追加を申請し、文部科学省が認めた。安保関連法を盛り込んだのは、日本史A3点、現代社会10点、政治・経済2点の計15点。18歳選挙権を盛り込んだのは、世界史A2点、世界史B1点、日本史A4点、現代社会10点、倫理1点、政治・経済2点の計20点。両法が検定申請後に成立したため、各社が合格後に申請していた。

子供、35年連続減  14歳以下1605万人 4月1日時点

総務省が5月4日まとめた人口推計(4月1日時点)によると、外国人も含めた14歳以下の子供の数は前年と比べて15万人減の1605万人で、35年連続の減少となった。総人口に占める割合は12.6%で、42年連続の低下。比較可能なデータのある1950年以降、人数、割合ともに過去最低を更新した。内訳は男子が822万人、女子が782万人。3歳ごとに区切った年齢層別では、低年齢層ほど人数が少なく、12~14歳が342万人で、0~2歳が307万人。

愛知県私塾協同組合 設立30周年を記念し式典を開催

山田真司理事長

山田真司理事長

学習塾の公的組織として、和歌山県に次いで2つ目の知事認可団体として、1986年11月に設立された「愛知県私塾協同組合」が、今年で30周年を迎えるにあたり、5月8日、名古屋ニューグランドホテルで、組合員をはじめ全国から集まった業界関係者90人が出席し記念式典を開いた。冒頭の挨拶に立った山田真司理事長は「利他の心を持って、これからも10年、20年と教育を通して日本の子供たちを支えて行きたい」と思いを語った。

盛岡仙太副知事

盛岡仙太副知事

また、大村秀章県知事の代理で出席した森岡仙太副知事は、「少子高齢化が急速に進む中で、愛知県が引き続き活力と豊かさを発展させて行くためには、何よりも次代の愛知を創る人づくりが重要。(中略)とりわけ、教育の充実については、子供たちの学習意欲を引き出し、基礎学力の向上を図るため、教育の第一線で活躍されている組合の果たす役割はますます重要になっている。今後とも組合員の結束を一層強め、この地域の将来を担う人材育成に尽力いただきたい」と大村知事から寄せられた祝辞を読み上げた。

続いて、愛知県中小企業団体中央会から、山田理事長と杉浦英雄相談役に、組合役員功労賞が手渡されたほか、敬愛塾の伊藤清博塾長、数寄屋塾の立松孝子塾長、広間塾の廣間襟子塾長、髙木ゼミの髙木貴徳塾長、野田塾の小川英範塾長、学習塾レッツの平林伸康塾長に、永年加盟の功労賞が授与された。

山本チヨヱ氏

山本チヨヱ氏

最後に、設立当初から同組合の理事として力を尽くしてきた監事の山本チヨヱ氏から、かつて業者テスト廃止されたことによって、同組合と中央会が試行錯誤の末に、新たな模擬試験立ち上げに漕ぎ着けられた経緯と、これまで共に歩んできた組合関係者に向けて感謝の意を述べ、式典を締めくくった。

高校生向けサマースクール、 ハーバード大生らが講師、8月に

米ハーバード大などの学生が講師役となり、高校生が合宿形式で教養や英語を学ぶサマースクールが8月、東京、長野、徳島、宮城の1都3県で開かれる。同大学や東京大など国内外の60大学の学生が企画した。各地のサマースクールには約20の海外大から外国人学生計60人が参加。国内外の大学で学ぶ日本人学生を含む計約150人が講師役となり、高校生とグループをつくって交流する。ハーバード大の教養教育を模したセミナーや起業家らの講演も開き、多様な考え方を知りキャリアを考えるきっかけづくりを目指す。

福岡大 人工芝ラグビー場

福岡大学(福岡市)には九州の大学で初めての人工芝のラグビー場がある。福岡大ラグビー部の創部は1934年(昭和9年)と歴史は古く、数々の日本代表選手を輩出してきた。キャンパス南側のサッカーグラウンドやテニスコートが集まる一角。人工芝の総面積は約1万3千平方メートルで、観客席や照明もある。縦100メートル、横70メートルで公式戦にも使われる。ワールドカップ(W杯)での活躍などで高まるラグビー人気。競技人口が増えるなか、新たな地域の交流拠点にもなっている。