Category: 塾ニュース

西武HD、赤プリ跡地ホテル7月開業

西武ホールディングスは1月21日、旧赤坂プリンスホテル跡地に再開発する複合ビルに入る新ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」(東京・千代田)を7月27日に開くと発表した。傘下のプリンスホテルが運営する。「ザ・プリンスギャラリー」は複合ビルの上層部の30~36階に入る。客室は250室。都心の眺望を楽しめるデザインの客室や、日本文化の魅力を堪能できる和食レストランなども併設する。
1室1泊あたりの定価は6万円からで、欧米やアジアから来日する富裕層などの需要を見込む。

小学生の視力「1.0未満」30.9%  文科省まとめ

文部科学省の2015年度の学校保健統計調査(速報)によると、裸眼視力が「1.0未満」の小学生の割合は30.9%と過去最高になった。1.0未満の小学生の割合は、調査を始めた1979年度は17.9%だったが、その後は増え続け、12年度からは毎年30%を上回っている。幼稚園児も79年度の16.4%から15年度は26.8%に。ピークの08年度(28.9%)は下回ったが、依然として高水準だ。中学生は54.0%、高校生は63.7%だった。専門家はスマートフォン(スマホ)や携帯ゲーム機などの長時間利用が視力の低下の一因とみている。

大阪市長 幼稚園5歳児は完全無料方針

大阪市の吉村洋文市長は、4月から始める5歳児の教育無償化について、幼稚園の保育料は所得制限を設けず完全無料とする方針を固めた。市立の場合、月額最高2万200円の保育料を全額免除する。保育料の設定が異なる私立についても、現行の幼稚園就園奨励費補助金制度に上乗せするなどし、実質無料化する方針だ。同制度の最高額年30万8000円が上限となる見通し。一方、保育所の保育料は「教育費」と「養護費」に分け、教育費分を無料とする。所得制限は設けないが、対象は認可保育所に限り、認可外は含めない。

行政のムダ1000億円削減

政府は1月21日、昨年11月に外部有識者らが国の予算を点検した「行政事業レビュー」により、2016年度予算案が昨年8月の各省の概算要求から1000億円削減できたと発表した。行政事業レビューでは原発や東京五輪の関連予算など55事業を検証。使用済み核燃料運搬船「開栄丸」の運営費(概算要求12億円)は半減したほか、東京五輪に向けた文化庁の文化発信事業費(概算要求13億円)は全額削除となった。また、執行実績が低い国の基金を総点検した結果、197の基金から2200億円の余剰資金を国庫に返納することが決まった。

福島 子供の肥満傾向改善

学校保健統計調査は5~17歳の約69万人(全体の5%)を抽出し、身長や体重などの発育状態を調べている。標準体重などから算出する肥満度が一定水準を超えた子供を「肥満傾向児」としている。東京電力福島第1原子力発電所事故の影響が残る福島県では肥満の子供の割合が高かったが、2015年度は東日本大震災前の10年度の水準に改善した。震災後の初調査となった12年度以降、3年連続で全国トップ水準だった。原発事故の影響で学校が屋外での運動を制限したり、避難先での食生活が乱れたりしたことが原因とされた。

レゴエデュケーションとロボット科学教育、小学生向けサイエンス&プログラミング教材を活用した一般体験レッスンを2月1日より開始

ロボット教材を使ったオリジナル・カリキュラムで科学を楽しく学ぶ学習塾(クレファス及びクレファスジュニアエリート)を全国的に展開している株式会社ロボット科学教育とレゴ社の教育部門レゴエデュケーションは、小学生向け最新サイエンス&プログラミング教材、 『レゴRWeDo2.0』を日本でどこよりも早く体験できる一般体験レッスンを2月1日より開始することを発表した。

『レゴRWeDo2.0』は科学や工学分野の学習に対する関心を高め、学習意欲を伸ばすためにレゴエデュケーションが開発した最新版の学習教材で、日本では 4月1日から発売される予定。今回の体験レッスンでは、2016年度の新1年生を対象に、クレファス西荻窪校、 青葉台校、津田沼校の3教室で日本発売前の『レゴRWeDo2.0』を使って電動ブレードの製作とプログラミングを無料で体験することができる。

また、ロボット科学教育では『レゴRWeDo2.0』を活用した授業をどこよりも早く、2016年4月から開始する予定。『レゴRWeDo2.0』には、組み立て順序を表わしたシンプルな組み立て設計図が搭載されており、これまでに比べパーツの数と組み立てられる制作物のバリエーションが増えた。ロボット科学教育では標準搭載された設計図に加え独自に開発した設計図も使って授業を行うので、より多様なテーマ製作物を通じて子供たちが科学を学ぶことができるようになる。さらにロボット科学教育のカリキュラムでは、設計図通りの製作・プログラミングに留まらず、子ども自身がそれを自分で改良することを推奨しているため、科学的なテーマをより主体的に学習ができるようになり、クレファスオリジナルの「アクティブラーニング」が実践しやすくなっている。

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社ロボット科学教育 関根・足立
TEL: 03-5784-9791
Email: sekine@crefus.com
ロボット科学教育広報代理 バーソン・マーステラ 恩田・相庭
TEL: 03-3264-6701(会社代表) Email: CrefusJP.PR@bm.com
【レゴ®WeDo 2.0 に関するお問い合わせ先】 レゴ エデュケーション
TEL: 03-6234-1808
URL: www.LEGOeducation.jp
LEGO and the LEGO logo are trademarks of the LEGO Group. ©2016 The LEGO Group.

iPSで耳の軟骨作製 東大・京大チーム

東京大と京都大のチームは1月23日、iPS細胞を使って人の耳の軟骨を作製することに成功したことを発表した。人のiPS細胞を軟骨組織に変化するように培養。できた軟骨細胞を小さな球状の塊にして、直径約3ミリのプラスチックのチューブ3本に詰め、耳の形に組み合わせて軟骨組織にした。これをラットの背中に移植すると2カ月ほどで約5センチの耳の形になったという。生まれつき耳がないか、耳が小さい患者の治療に役立てたいとしており、5年後をめどに軟骨組織を移植する人への臨床研究を実施する予定。

三菱総研、ベトナムの中小企業支援

三菱総合研究所がベトナムの中小企業の経営支援に乗り出す。ベトナムで政府系機関の中央経済管理研究所と、国立大学の国際貿易大学、私立大学のFPT大学と共同研究を始めた。三菱総研からは約20人の研究員が現地に出向く。9月までに知的財産の活用法やIT(情報技術)人材の育成制度などをまとめる。東南アジアの中小企業との間で関係を築き、日系企業と事業のマッチングなど新たなビジネス機会の獲得につなげる。三菱総研が東南アジアの研究機関や大学と組んで現地の経済振興策の研究に取り組むのは初めて。

世界が認めた「知の理論」、『Theory of Knowledge』日本語抜粋翻訳版を出版

国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IBDP)において核となる「Theory of Knowledge(TOK)」について、小学校から大学までの教育関係者や保護者、企業研修関係者など、幅広い読者を想定した書籍。原書である英語版『2nd Edition』の第1章〜第3章の翻訳と、実際にTOKに関わる、アメリカ、日本の学校の先生方との対談を掲載し、「TOKとは何か」を、わかりやすく解説している。

原書は、世界各国のIB校で教科書として活用されており、演習問題も含まれている。翻訳版にも演習問題が収録され、IB校でおこなわれているTOKの授業がイメージしやすくなるだろう。現在の日本においても、教育改革が求められるなか、「正解のない問い」に如何に取り組んでいくか、その授業構築のための参考書として活用できるだろう。

TOK

『Theory of Knowledge
セオリー・オブ・ナレッジ 〜世界が認めた『知の理論』』

Sue Bastian, Julian Kitching, Ric Sims 著
大山智子 訳、後藤健夫 編/Pearson Japan 刊/定価 2,300円+税

未来の塾はこうなる? igsZ代表の福原正大氏が新著『世界で通用する人のための勉強入門』を上梓

グローバルリーダーを育成する塾「igsZ」の福原正大代表が、新著『世界で通用する人のための勉強入門』を上梓した。主人公の女子高生、梅崎璃乃が「大学なんて行くの止めたら? お金の無駄だよ」と、当たり前に塾長が言い放つ、常識はずれの塾に通いながら、自分が本気で学びたいこと、通いたい大学を見つけていくストーリー。

中高校生はもちろん、「グローバル感覚」を求められながらもどうしたらいいかわからず、困惑している社会人にとっても、「世界に通用するための力」を磨くための最新の情報や知識が詰めこまれ、読みやすい内容となっている。igsZで実践されている授業やフィリピン・カンボジア修学旅行の様子なども、事実に基づいて再現されており、日本のトップ大学をめざすのではなく、世界で活躍する人材を育てるためにはどうしたらいいのか、というこれからの塾に必要なエッセンスが鏤められている。

世界で通用する人のための勉強入門

『世界で通用する人のための勉強入門』
PHP研究所 刊/福原正大 著/定価 1,300円+税