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交通事故死者数、最多は中国の26万人…WHO

世界保健機関(WHO)は10月19日、世界の道路安全に関する報告書で、2013年に交通事故で死亡した人が世界全体で125万人に上ったとの推計を公表した。国別で、死者数が最も多かったのは中国の26万1367人。2番目インドの20万7551人、3番目がブラジルの4万6935人だった。この新興3か国で世界全体の交通事故の割4以上を占め、急速な経済発展に交通安全対策が追いついていない実情が浮き彫りになった。インドネシア(3万8279人)、ナイジェリア(3万5641人)、米国(3万4064人)が死者3万人を超えた。

農産物関税、8割超を撤廃 TPP全容

政府は10月20日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で大筋合意した関税分野の全容を発表した。日本が重要5項目(米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)とする586品目の約3割にあたる174品目が撤廃されるなど、全農産物の81%にあたる1885品目の関税が撤廃されることになった。これまで関税撤廃されたことのない834品目のうち、395品目で新たに関税がなくなる。鉱工業品を含めると、日本の関税は品目数、貿易額ともに95%が撤廃されることになる。

受験に最適な鉛筆セット 三菱鉛筆

三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区・代表:数原 英一郎)は10月23日、「グリッパー鉛筆 無地 3本セット」「マークシート用鉛筆 無地 3本セット」を数量限定で発売する。「グリッパー」は表面に特殊な処理を施した「グリッパー層」を採用。試験で緊張しても汗で滑りにくい、縁起の良い機能を備えさせた。「マークシート用」は独自の超微粒子配合技術により、マークシート用紙に濃く滑らかに書ける。ともに持ち込みが規制されない無地タイプ。価格は「グリッパー」が税別180円、「マークシート用」が同300円。全国の文具取扱店などで販売する。

就学援助の書類、配布不十分

文部科学省の調査で、経済的理由で就学が困難な小中学生に学用品費などを支給する就学援助制度について、全国の自治体の3分の1が、入学時や新年度に制度を知らせる書類を学校で配っていないことが分かった。2014年度の調査に回答した1760市町村のうち、毎年度の進級時に書類を配ると答えたのは67.5%。入学時に学校で書類を配るとしたのは66.6%だった。同省によると、13年度に全国で就学援助を受けたのは約151万人。ここ数年の援助率(支給対象者の割合)は15%前後で推移している。

上野学園大 日本音楽史研究所

上野学園大学(東京・台東)が埼玉県草加市に置く日本音楽史研究所は、能楽や雅楽、仏教音楽など、明治維新より前の日本の音楽に関する史料を収集している。開設は1973年。楽器などを含めて約7万点を所蔵する。一つが1472年(文明4年)に高野山で印刷されたという仏教音楽の声明の楽譜。世界最古の楽譜は1476年にローマで印刷されたものとされていたが、それより4年早く日本で刷られていたと分かった。

蕪村212句 新発見  天理大で

天理大学付属天理図書館(奈良県天理市)は10月14日、江戸中期の俳人・文人画家、与謝蕪村の句集が見つかり、収められた1903句のうち212句がこれまで知られていないものと分かったと発表した。 見つかったのは「夜半亭蕪村句集」上下2巻。蕪村の自筆ではなく、句会などで詠んだ俳句を弟子の寺村百池が1772~83年ごろに書きためた。図書館と関西大の藤田真一教授(日本文学)が共同で調査していた。今後、各句が詠まれた時期を詳しく検証する。

太陽光から水素、変換効率世界一…宮崎大・東大

西岡賢祐・宮崎大工学教育研究部准教授(40)、杉山正和・東京大大学院工学系研究科准教授(43)、藤井克司・同大総括寄付講座特任教授(55)の研究グループが、太陽光発電で得た電力で水を分解し、効率よく水素を生み出すことに成功した。太陽光が持つエネルギー量の24・4%を水素に蓄えることができ、エネルギー変換効率は世界最高という。グループは「二酸化炭素を出さない水素を活用する社会の実現につながる」としている。

園児の教材、今やデジタル 筆順・お絵かき…端末で

朝日新聞は10月16日、教育ICTの波が幼稚園や保育園にまでせまっていると報じた。取材先は、信学会グループの「栗田保育園」、福生市の「聖愛幼稚園」、鹿児島県鹿屋市の田園地帯にある「つるみね保育園」、東京の知育アプリ事業会社「スマートエデュケーション」、文科省、 東大大学院の山内祐平教授(教育工学)と幅広い。「幼児の端末使用については、心配する声も根強い」まとめかたが実に朝日新聞らしい。

 タブレット端末を使った教育が、幼稚園や保育園で少しずつ広がっている。小中学校の授業で活用が進む中、幼いうちから慣れさせる狙いがある。ただ、幼児が端末に触れることには、保護者などから心配の声もある。

全ての野菜 関税撤廃 TPP

環太平洋経済連携協定(TPP)で主要な野菜約100品目にかかる輸入関税がすべて撤廃されることが10月15日分かった。重要5項目の関税を維持したが、それ以外の農産品は大半で関税がなくなる。ピーマン、キャベツ、レタス、ホウレンソウなどの主要野菜に3%の関税をかけているが、TPPの発効後すぐになくすほか、タマネギは6年目になくす。消費者に恩恵が及ぶほか、海外産の野菜を使う外食産業にも追い風になる。ただ攻勢を受ける国内の農家には不安が広がっている。

「河野太郎とかけて釧路と解く その心は、〇〇が多い」麻生氏

10月15日に東京都内で開かれた河野国家公安委員長のパーティーでの一幕。

 麻生副総理兼財務相は、率直な物言いが多い河野氏について、「河野太郎とかけて釧路と解く。(その)心は湿原(失言)が多い」とちゃかした。
 その直後にあいさつした菅官房長官は「(河野)太郎ちゃんに失言が多いとの話だが、私は福岡(出身)の(麻生)太郎さんの失言を気にしている」と一刺し。