Archive for: 7月 2024

学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、宮崎県日之影町で正式採用

 株式会社COMPASS(東京・文京区、佐藤 潤 代表取締役)は、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が宮崎県日之影町の町立中学校における指導の一環として正式採用され、2024年度より利用が開始された。

 日之影町では、教育施策の一つとして、「確かな学力を育む教育の推進」を掲げ、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」「基礎基本の定着」を目指している。2024年度より町立中学校1校(中学1年生~中学3年生)の約80人へ正式採用され、指導の一環として利用することとなった。

メイツ 中学生向け国語作文 AI添削がリリース

 株式会社メイツ(東京・新宿区、遠藤 尚範 代表取締役)が提供する学習プラットフォームaim@(エイムアット)にて、2024年7月1日に『【中学生】国語作文(文章)AI添削』を正式にリリースした。この新コンテンツでは、生徒が入力した作文・文章に対して、生成AIが即座にフィードバックを行う。入試対策や定期テスト対策・日常的な演習として、生徒が入力した内容にに応じた個別の指導がaim@上で可能となる。

aim@の『【中学生】国語作文(文章)AI添削』:どんな作文・文章も即座に添削
 【中学生】国語作文(文章)AI添削は短文から長文まで、様々な形式に対応しているので、高校入試対策や小論文対策、定期テスト対策、日常的な演習など、幅広い場面でご利用いただけるコンテンツ。
 生徒が入力した内容に対して、まず「語調の判別」が表示され、次に「修正提案」が表示される。「修正提案」では、「修正後の文章」と、なぜその修正に至ったかその「理由」もセットで表示される。修正内容としては、単純な語句の間違いや、文法上のミス等の基本的な文章表現に加え、文の繋がりや文脈の一貫性など、高度な文章表現まで添削される。これにより生徒は、文法的、構成的に正しい添削例に加え、より相応しい文章を瞬時に学習をすることができる。

aim@の『【中学生】国語作文(文章)AI添削』で講師の指導力もアップ
 aim@はスマートフォンにも対応しているため、生徒は24時間365日、いつでも作文の添削を実施することが可能になった。自主的に作文を作成し、改善する習慣がつくことにより、自己学習の習慣が身につき、学習効率が向上する。また、作文の添削に不慣れな講師も、一度【中学生】国語作文(文章)AI添削に作文を添削させ、そのフィードバックをもとにして指導を行うことができる。
 このコンテンツを活用することで、講師の指導力向上と学生の作文力向上の両方が期待できる。

個別指導塾スタンダード 民事再生法の適用を申請

 学習塾運営の個別指導塾スタンダード(福岡市・博多区、吉田 知明 代表)と関連会社のSCホールディングスは、2023年6月28日に福岡地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は舞田靖子弁護士、監督委員は山本紀夫弁護士が選任されている。
 個別指導塾スタンダードは、2001年に設立され、主に小学生や中学生を対象とした学習塾「個別指導塾スタンダード」の運営を手がけ、ピーク時には全国で約500校を展開し、2019年には年収入高約82億1800万円を計上していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で対面授業が制限され、収益が大幅に減少。2023年には年収入高が約30億3500万円に激減し、多額の赤字を計上した。多額の借入金の返済負担も重く、資金繰りが悪化した結果、今回の措置に至った。
 SCホールディングスもグループ企業への経営指導を行っており、個別指導塾スタンダードに連鎖して影響を受けた。2023年4月期末時点での負債総額は、個別指導塾スタンダードが約60億3830万円、SCホールディングスが約43億4193万円、合計で約103億8023万円に達している。