軽度の障害のある子供が通常の学級に在籍しながら、障害に応じた特別指導も受けられる仕組みを、文部科学省は高校にも導入する。高校進学後も学習支援を続けてほしいとの要望が高まっている。早ければ18年度から導入する方針だ。こうした仕組みは「通級指導」と呼ばれ、1993年度に小中学校で始まった。対象となるのは発音が正しくできないなどの言語障害、読み書きや計算など特定の学習の習得に困難がある学習障害(LD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症、弱視や難聴などを抱える児童・生徒。
森上教育研究所(森上展安代表)は、2016年の首都圏中学入試の結果分析セミナーを2月19日(金)に、アルカディア市ヶ谷(私学会館)で開催することを明らかにした。第1講では、大学入試改革を控え、今春の中学入試がどのように変化したのかを最新の資料に基づいて分析をおこなう。なお、第1講は学習塾を対象とした講義Aと学校を対象にした講義Bが同時進行でおこなわれる。
第2講では、同研究所アソシエイトコンサルタントの後藤健夫氏による、大学入試改革の行方についての分析に加え、SAPIX小学部の広野雅明氏、早稲田アカデミーの入吉弘幸氏をゲストスピーカーに迎えた「大手塾分析」に加えて、栄光ゼミナールの山中亨氏からの資料提供により、入試の実態に迫る。
受講料は、1人につき1万5000円(税込、資料代含む)で、同研究所の「中学受験研究会」の会員は、3人目から1人・5000円となる。参加には、下記の申込書PDFをダウンロードの上、2月12日(金)正午までに同研究所にFAXするとともに、同日中に指定の銀行口座に料金を振り込む必要がある。
首都圏中学入試の結果分析セミナーに関する問い合わせは、電話で03-3264-1271(森上教育研究所)へ。
株式会社学研エデュケーショナル(東京・品川区、出口鯉一社長)と株式会社アーテック(大阪府八尾市、藤原悦社長)が手を組んで、この4月よりはじまるロボットプログラミング講座「もののしくみ研究室」の発表説明会が、東京と大阪で開催されることが決まった。
同講座は、昨年の日本経済新聞の記事や、私塾界が主催した「リーダーズフォーラム」でも紹介されると、全国の学習塾や学校などから多くの反響が集まっているといい、この春から導入が決定している企業も既に複数あるという。今回の説明会では、この春以降に導入を検討する企業に向け、講座の具体的な内容や、導入方法について説明する。
開催日は、1月19日(火)10:00~11:30に、東京都品川区西五反田の学研本社ビル。1月21日(木)10:00~11:30に、大阪府八尾市北亀井町のアーテック本社ビルで、それぞれおこなわれる。参加には、申込書PDFを下記よりダウンロードの上、学研エデュケーショナルにFAXする必要がある。
「もののしくみ研究室」発表説明会に関する問い合わせは、電話で03−6431−1337(学研エデュケーショナル)へ。