大和大学、学習塾講師のアルバイト説明会を開催

20150410
大和大学(大阪府)は、4月9日、4月10日の2日間に渡り、同大学の学生を対象とした、学習塾講師アルバイト個別相談会を開催した。大和大学では西日本の私立大学では初となる小・中・高(国・数・英)教員養成の本格的な教育学部を有していることもあり、出展した学習塾も10社を越え、関係者からの注目の高さが伺えた。相談会に参加した企業は以下の通り(あいうえお順)。

 株式会社アップ、株式会社ECC、株式会社ウィルウェイ、株式会社関塾、株式会社京進、自分未来きょういく株式会社、株式会社城南進学研究社、株式会社成学社、株式会社創学社、株式会社TRGネットワーク、株式会社パーソナルサポート

明光義塾が塾講師の実話に基づく感動的なショートムービーを公開

個別指導塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、渡邉弘毅代表)は、学習塾業界では初となる、塾講師を題材 にしたショートムービー『おしえるしごと、おそわるしごと』のダイジェスト版を4月6日にYouTubeで公開した。映像を通して学習塾業界全体のイメージアップ・地位向上を図り、塾講師の仕事の魅力を社会へ発信していきたい考えだ。

明光義塾ではショートムービー制作にあたり、「講師感動エピソードコンテスト」と題したコンテストを実施。全国約2100教室に在籍している約2万人の講師の中から、それぞれが実際に体験した956の感動エピソードが寄せられ、そこから選び抜いた2つの実話を原案にムービーを制作した。どちらの作品も「個性的な生徒」に対して講師が精一杯向き合い、心を通い合 わせながら、合格を勝ち取っていくという感動のストーリーに仕上がっている。

2つの作品は明光義塾の講師募集サイト「塾講師になろう!」で順次公開していく。4月23日公開の『紙をやぶる少年』(5分22秒)は、授業にきても居眠りしたり、プリントを破いたりする少年と、その指導に思い悩む女性講師のストーリーが描かれている。涙をこぼす女性講師の姿をたまたま見かけた少年はハッとして、次の授業では?

「紙をやぶく少年」(出演:朝倉あき、田中偉登) 2015年4月24日(木)公開

「紙をやぶく少年」(出演:朝倉あき、田中偉登) 2015年4月24日(木)公開

5 月14日公開の『無口な少女』(4分41秒)は、話すのが苦手で、付箋でしかコミュニケーションが取れない無口な少女と、それに戸惑いながらも静かなやり 取りを続ける講師のストーリー。合格発表の日、教室の外で「合格通知」を恥ずかしそうに見せる少女と、歓喜のあまりガッツポーズをとる講師。最後の授業で も会話が交わされることはなかったが、机の上にはメッセージが。

「無口な少女」(出演:水間ロン、鈴木美羽) 2015年5月14日(木)公開

「無口な少女」(出演:水間ロン、鈴木美羽) 2015年5月14日(木)公開

『紙をやぶく少年』にはジブリアニメ『かぐや姫の 物語』のヒロイン・かぐや姫の声優に抜擢された朝倉あき、そして舞台や映画で活躍する若手注目俳優の水間ロンが出演。『無口な少女』には映画『るろうに剣心』に出演の田中偉登(たけと)、ティーン雑誌『nicola』のモデルオーディションでグランプリに輝いた鈴木美羽が出演。プロデューサーはきゃりーぱみゅぱみゅ等のMVを手掛ける高山宏司、監督・撮影は「ベルリン国際映画祭2014フォーラム部門 国際映画批評家連盟賞」を受賞した山田真也と、豪華な顔ぶれが揃った。

4月6日に公開したダイジェスト版はすでに視聴回数10万回を突破しており、その話題性がうかがえる。今後公開されるフルストーリーの反応も楽しみだ。

多摩美術大 卒業生に発表の場アキバに

多摩美術大学が運営するギャラリー「アキバタマビ21」は、東京・秋葉原の電気街にほど近い文化芸術拠点「アーツ千代田3331」(東京都千代田区)内にある。2010年、廃校を再活用したアーツ千代田の開館と同時に設立。卒業後の若手芸術家のキャリア形成支援を目的に、年間約8回のグループ展を開く。参加作家のおよそ8割は同大・大学院の出身で、20代後半が中心。大きな特徴は作家自身が展覧会を企画運営することだ。大学からの援助金は1回あたり30万円。出展者は予算内でイベントや広報物、作品輸送などにかかる費用を賄う。

通常学級に在籍、障害に応じ授業受ける子供8.3万人 14年度

障害のある全国の公立小中学生のうち、通常学級に在籍しながら、必要に応じて別室での指導や特別支援学校での授業を受ける「通級指導」の対象者が、2014年度は8万3750人で、1993年度の調査開始以降、最多だったことが3日までに、文部科学省の調査で分かった。前年度からは5868人の増加。文科省は子どもの障害の早期確認や、教員への研修などの取り組みが進んできたことが増加の背景にあるとみており、「今後も学習環境の充実を図りたい」としている。

電通大が4足ロボを開発

電気通信大学の明愛国教授らはネコをまねて素早く動く4本足ロボットを開発した。ロボットは大人のネコ程度の大きさで、重さは1.7キログラム。ネコが歩く映像から動きを解析し、足にバネを組み込んだ。前脚と後ろ脚を前後に動かし、時速約3.5キロメートルを達成した。今はネコの早歩きと同程度だが、今後は足の運びを工夫してさらに速める。ケーブルを使わず、電池でも動くようにしたいという。災害現場でがれきを飛び越える捜索ロボットを目標に、3年以内に1メートルの段差でもジャンプできる性能をめざす。

武雄市「花まる学習会」の小学校 で開校式

佐賀県武雄市は4月6日、市立小学校2校で、民間学習塾と組み授業を運営する官民一体型学校の開校式を開いた。「花まる学習会」(さいたま市)のノウハウを取り入れ、教職員と塾講師、地域住民らが協力し児童自ら考える力を育て、学習効果の向上を目指す。2校では全児童が週4回、始業前に花まる学習会の指導法による15分間の学習などに取り組む。このうち1校の武内小には、福岡市と佐賀市から移住した3世帯4人の児童が入った。武雄市は昨年10月、花まる学習会と連携協定を締結。来年度は他の市立小3校でも実施する。

強姦致傷・監禁 鹿島学園高校長を容疑で逮捕

茨城県鹿嶋市の私立鹿島学園高校の校長と、運営する学校法人「鹿島学園」の理事長を兼務する余湖(よご)三千雄容疑者(71)が強姦致傷と逮捕監禁の両容疑で逮捕されていたことが分かった。同学園は理事会を開き、余湖容疑者を懲戒解雇処分にした。逮捕容疑は3月31日午後11時ごろ、県内の自宅で、知人女性に性的暴行を加えて全治1カ月のけがをさせ、この女性を監禁したとされる。捜査関係者によると、女性の申告を受けて今月2日に逮捕し、容疑を認めているという。

米ハーバード大の合格率 5.3%

米ハーバード大学は4月3日までに、今年の合格率が昨年の5.9%を下回る5.3%となり、過去最低になったことを明らかにした。低合格率の背景には、応募者数の増加がある。今年は約2000人の枠に対して、過去最多の3万7307人が応募した。昨年の応募者数は3万4295人だった。男性の応募者数の方が多いことを反映して合格者の52%は男性となっている。また応募者の21%がアジア系、13.3%が中南米系、12.1%がアフリカ系だった。また、応募者のうち約3200人は高校で最優等にランクされていた。

東大、海外向けコース7割辞退

東京大学教養学部の海外学生向け秋入学コースで、2014年度合格者61人のうち、約7割の41人が入学しなかったことがわかった。海外の有力大学に進んだ学生が多いとみられる。国内向け一般入試合格者の辞退者は1%未満の東大だが、国際的には厳しい学生獲得競争にさらされている。同コース「PEAK」は英語による授業のみで卒業できる。14年度の志願者は262人で、ニュージーランドや中国など15か国・地域の学生が合格。しかし、東大によると欧米の有力大やシンガポール国立大などに進んだ学生がいる。

2校エアコン設置 所沢市長表明

埼玉県所沢市の小中学校のエアコン設置問題で、藤本正人市長が4月2日、未設置の防音校舎28校のうち、航空自衛隊入間基地により近い2校に設置することを明らかにした。設置の賛否を問う2月の住民投票で賛成多数となった結果を受け、反対姿勢を転換した。「民意」が市長に翻意を促した形だ。エアコンが設置されるのは、狭山ケ丘中学校と北中小学校。2校では9年前に設置が発表されたが、2011年秋に初当選した藤本市長が福島の原発事故を念頭に白紙撤回した。