政府は2月27日、教育関連の2法案を閣議決定した。提出されるのは「高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部改正案」と「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正案」。いずれも今国会での成立を目指す。
高校授業料を支援する制度を見直す「高等学校等就学支援金の支給に関する法律改正案」は、所得制限の撤廃などが柱となる。授業料を社会全体で支える仕組みに改めることで、生徒の家庭の経済状況に左右されず、希望に応じた教育を受けられる環境整備を進める狙いだ。
もう一つの「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律改正案」は、公立中学校の学級編制の標準を引き下げる内容。2026年度から中学校で35人学級を導入する。中学校の学級編制基準の見直しは約40年ぶりとなる。
学級規模の縮小により、生徒一人ひとりのニーズに応じたきめ細かな指導体制の整備と、教員の働き方改革の推進を図るとしている。
文部科学省の松本剛明文部科学相は、年度内の成立に向け「全力を尽くしていく」と述べた。




