Duolingo English Testは「英語学習者が世界中どこにいても公平・正確・安全に英語能力を評価できるようにし、学習や機会の障壁を下げ、より多くの人々にチャンスを広げる」というミッションのもと、テクノロジーを活用して誰もがアクセスしやすい試験環境を提供してきた。その理念が本ワーキンググループの趣旨と一致すると考え、このたび正式に参画する運びとなった。
Duolingo English Testとは Duolingo English Test(DET)は、オンラインでいつでもどこでも受験できる英語能力試験です。AI技術と厳格なセキュリティシステムを活用し、受験者の利便性・公平性・信頼性を両立している。 受験料は70米ドル(約1万円)、試験時間は約1時間で、結果は48時間以内に発行される。 特徴① パソコンとインターネット環境があれば、 24時間いつでも、どこからでも受験が可能。テストセンターへの予約や移動が必要ないため、地理的条件に左右されない公平な受験機会を提供する。 特徴② これまでの英語能力試験、特に海外大学出願などに利用されるハイステークス試験は、受験料やスコア送付費用が高額で、多くの受験者にとって大きな負担となっていた。Duolingoが独自に実施した調査では、海外留学を経験・検討した層のうち過半数以上が英語能力試験を2回以上受験しており、41%の人が英語力証明試験に総額5万円以上を支払っている。Duolingo English Testの受験料はわずか70米ドル。スコア送付手数料も無料で、経済的な理由による受験機会の不均衡を解消する。 特徴③ Duolingo English Testは、AI技術を活用したコンピューター適応型(CAT)試験。45,000以上の問題データベースから、受験者の回答に応じて出題内容をリアルタイムで調整。各受験者の英語力に最適化された問題構成により、1時間以内で高精度の評価を実現する。同一のテストが存在しない仕組みのため、問題漏えいや不正行為のリスクが極めて低く、従来型試験と比べて効率的かつ安全な試験環境を提供する。 特徴④: 試験監督にもAI技術を導入し、受験中の映像を分析して不正の兆候を自動検出する。AIが付与した不正シグナルと映像データは、専門の試験監督者が人間の目で最終確認を行う。この非同期型(受験者と監督者が同時に接続しない)監督方式により、1対Nではなく、1対1の監督体制を実現、より精度の高い不正対策を実現している。 これらのテクノロジードリブンの試験は受験者のアクセスを広げ、利便性を大幅に向上させるだけでなく、ディープフェイク検出やChatGPT検出などテクノロジーの発展により日々変わる不正にも迅速な開発・対応が可能。
産学連携における実施事項 今回の副教材改訂および授業設計には、住生活教育の専門家である東京学芸大学・萬羽郁子准教授が監修として参画している。副教材の内容に教育的な視点を取り入れるとともに、生徒の主体的な学びを支援する授業モデルの構築も協力している。 ① 『高校生のためのお部屋探し&一人暮らしガイド』のアップデート これまで提供してきた『高校生のためのお部屋探し&一人暮らしガイド』では、間取り図の見方や賃貸契約の流れ、引越し手続きなど、部屋探しに関する基礎的な知識の習得を主な目的としてきた。今回のアップデートでは、こうした基本的な内容に加えて、「家賃の支払い」や「原状回復」といった、賃貸住宅における暮らし方のルールも新たに盛り込み、消費生活分野の授業にも活用できる構成となっている。 さらに、防災・防犯、トラブル対応、退去時のポイントなど、一人暮らしを始めた後にも役立つ実践的な情報を盛り込み、副教材としての活用範囲を広げることで、単なるお部屋探しにとどまらず、生活全体を見据えた学びを支援する内容へと進化させている。
② 授業設計に踏み込んだ教育支援 今回の産学連携では、副教材の提供にとどまっていた支援から一歩踏み込み、授業設計まで含めた教育支援に取り組んでいる。東京学芸大学・萬羽郁子准教授の監修のもと、50分・100分・200分といった授業時間に応じた指導モデルや、教員向けの指導手引きの作成を進めており、教材の教育的意図を理解したうえで授業を組み立てられる仕組みを整えている。 これにより、生徒の探究心や自立心を引き出す授業づくりを支援し、教育現場における副教材の活用の質的向上を目指している。
ゲームやeスポーツを活用した教育・地域プロジェクトを展開するLunaTone Inc.(東京都港区、CEO:ヒョン・バロ)は、立命館アジア太平洋大学(APU、大分県別府市)と共同で、社会課題解決型のキャリア教育プログラム「Playable Careers: Gaming & Esports for Social Innovation」を開始する。 “遊びから社会を変える”をテーマに掲げ、ゲームやeスポーツを通して学生が社会の構造を理解し、課題解決やキャリア形成を実践的に学ぶ新しい教育モデルだ。11月13日(木)にAPUキャンパスで行われるキックオフイベント「APU Game Arcade」を皮切りに、12月から翌年1月にかけて全4回のプログラムが実施される。