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サクシード 大阪府摂津市より学童保育に関する人材支援事業を受託

 株式会社サクシード(東京・新宿区、高木 毅 代表取締役社長)は、大阪府摂津市より、学童保育に関する人材支援事業を受託したことを発表した。

 学童保育の現状は共働き家庭の増加に伴い学童保育の需要が高まっている一方で、現場の人材不足が顕在化している。2015年の制度改革により、それまで小学三年生までだった学童保育の対象年齢が引き上げられ、「放課後児童支援員」の資格が新たに設けられ、各施設に1名以上の放課後指導支援員の配置が義務付けられた。結果として、預かり対象の児童の増加に対応するために、有資格者を含めた人材を確保することが、それ以前よりも難しくなったと言える。 サクシードは学童保育室への人材支援を通じて、未来を担う子どもたちの放課後健全育成に貢献していく考えだ。

株式会社エデュケーショナルネットワーク、スタディプラス株式会社と協働へ 学習支援システム「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」を連携へ

 株式会社増進会ホールディングス(藤井 孝昭 代表取締役社長)のグループ会社である株式会社エデュケーショナルネットワークは、提供する学習支援システム「オプティマスタディ」と、スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)の生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」との連携を決定した。
 今回の新たな取り組みは2019年にZ会グループとスタディプラスが締結した業務提携に基づくもので、エデュケーショナルネットワークとスタディプラスは初の協働となる。
 今回の協働を通して、生徒の「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for school」に記録されるようになる。

 全国の学習塾に教材、学習システムを提供するエデュケーショナルネットワークの学習支援システム「オプティマスタディ」は、タブレットなどの端末で、中学生が学習を計画的に進められるトータル学習支援システム。中学生の学習サイクルに合わせて、日々の学習はもちろん定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じた学習カリキュラムが作成できる。あらゆる指導スタイルや指導内容に合わせて、最適な学習サポートが可能となる。

 一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材・紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もある。今回の「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」の連携により、「オプティマスタディ」の学習履歴が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になる。

■「オプティマスタディ」と「Studyplus for School SYNC」の連携概要
 今回の「Studyplus for School」との連携によって、「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含め学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで可能となった。これにより、「オプティマスタディ」導入教室の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになる。

 今回発表した協働に基づく、「オプティマスタディ」と「Studyplus for School SYNC」のデータ連携の開始は、2021年9月を予定している。

◆学習支援システム「オプティマスタディ」 概要
 タブレットなどの端末で、中学生の学習サイクルに合わせて学習カリキュラムが作成できるシステム教材。約200の教材群から最適な問題17.5万題を抜粋、また解説ショートムービー約1200本を搭載しており、日々の学習はもちろん、定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じたカリキュラムを自動作成できる。
生徒一人ひとりのカリキュラムで、学習を計画的に進めることが可能。
 HP:https://www.edu-files.com/cts/os/

◆「Studyplus for School SYNC」概要
「Studyplus for School SYNC(シンク)」は、デジタル教材と「Studyplus for School」のデータ連携を可能にするため、事業者向けに提供されるAPI。デジタル教材の利用・進捗状況といった学習データを「Studyplus for School」に集約することにより、先生の管理業務を軽減するとともに、紙・デジタルといった教材の種類にとらわれず生徒の学習データを容易に収集・分析することが可能になる。

◆Studyplus for School 概要
 教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフライン及びオンラインのコミュニケーションを支援するサービス。現在、全国の学習塾・予備校約500校以上に導入され、少子化・採用難・地域格差という社会課題が広がる中で、教育機関の新しいあり方・先生の新しい働き方をテクノロジーで実現する、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を目指している。
HP:https://for-school.studyplus.co.jp/

スタディプラス株式会社、ボイスメディア「Voicy」で新チャンネル「受験生ほっとけないラジオ」をスタート

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、ボイスメディアVoicyで新チャンネル「受験生ほっとけないラジオ」を開設したことを発表した。

「ほっとけないラジオ」は以下のURLから視聴ができる。
https://voicy.jp/channel/1867


「受験生ほっとけないラジオ」は、実際にスタディプラスで働いている“親切でおせっかいな中の人”ふたりがお送りする番組。勉強や将来に関する真面目な話題はもちろん、大学入学、そしてキャンパスライフがもっと楽しみになるようなポジティブなお話など、これから大学を目指す人のために役立つ情報を届ける。
 勉強中のながら聴きや勉強の合間の休憩中などに聴いていただくことで、受験生を中心とした10代のみなさんを応援し、ともに伴走する支援者としての放送を目指す。

スプリックス、港区教育委員会と連携 CBTの導入を推進

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、GIGAスクール構想により配備された、1人1台端末の積極活用を進める港区教育委員会と連携し、CBT(Computer Based Testing)の公教育への導入を推進する。

■CBT導入の背景と展望
 スプリックスと港区教育委員会は、2019年7月に、民間教育における最先端の技術や革新的な教育技法を公教育へ活用すべく、包括的な連携を発表した。以降、個別最適化学習プログラムを活用した授業や、タブレットを使用した基礎学習の実施等、様々な試行を繰り返してきた。
 GIGAスクール構想による1人1台端末をいち早く実現させた港区教育委員会は、各種学力調査が紙からタブレット等に置換される将来像を念頭に、CBTの実現可能性の検討を他の自治体に先行するかたちで進めている。
 複数領域においてCBTプロダクトを開発しているスプリックスは、港区の教育現場に対してスプリックスが有するプロダクトを導入することを港区教育委員会と合意した。教員や児童・生徒にプロダクトを活用しフィードバックを吸収することで、CBTをベースとした新しいテストシステムをともに創りあげていく。

 今後もスプリックスは、港区教育委員会を含む様々な公教育機関と連携し、従来の紙に替わる新たな手段となりうるタブレット・パソコンによるテストシステムを先進的に展開することで、学校教育における新しい学習のかたちを創造・提案していく。

■具体的な取り組み内容
 この度の港区教育委員会との連携では、3つのCBTプロダクトをセットとした「CBTパッケージ」の導入を推進する。それぞれのプロダクトの概要は次の通り。

(1) TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)
 計算、英単語、漢字・語いなど、基礎に特化した学力を評価するテストシステム。Webベースのテストシステムのため、教員による採点は不要となり、より速いフィードバックが可能となる。また、一人ひとりのテストの分析結果を可視化することで、子どもの基礎学力レベルの顕在化と改善に貢献することができる。さらにTOFASは、Webベースのテストシステムであるメリットを最大限に活かし、日本だけでなく世界複数国で実施しており、グローバルレベルでの基礎学力の比較も可能。
 2021年3月に実施した第1回検定では、港区教育委員会における12の小中学校で実施し、学校長や保護者から前向きな評価を得ています。

(2) プログラミング能力検定
 プログラミングの基礎となる知識を測るための試験。順次処理、条件分岐、繰り返し、変数など、プログラミングの概念の理解度を体系的に分析・評価することで、受検者のプログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明するとともに、その後の効果的な学習につなげることができる。
 2021年5月には、港区立御田小学校の5年生・6年生を対象に実施しており、プログラミング教育の成果を示す場を創出する。

(3) 単元別CBT
 小学校から中学校の主要教科に対応し、それぞれの単元ごとにテストを用意している。学習塾向け教材フォレスタの制作で培った教材開発ノウハウと、TOFASで構築したテストシステムのプラットフォームを融合させることで、5教科に準じた新たなCBTシステムを構築した。
 2021年度2学期に、港区立赤坂中学校にて試行する予定。

京進 高校生対象のブランド「京進TOP∑」において、学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を全体導入

 モノグサ株式会社(東京・文京区、竹内孝太朗 代表取締役、畔柳圭佑 代表取締役)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer」が、 株式会社京進(京都・京都市、福澤一彦 代表取締役社長)が運営する、高校生対象のブランド「京進TOP∑」で全体導入されることになった。

  • 京進におけるMonoxerの活用について

 まずは英語からMonoxerを活用する。特に、英単語とリスニング対策に注力をされる方針。英単語は、生徒様の学習進度よりも前倒しで確実に記憶定着させることを目指す。リスニング対策は、ディクテーション機能を活用して「音の記憶」をサポートすることにより、配点が増えた大学入学共通テストでのリスニング対策を主眼とした実践的な力を身につけることを目指す。

クラスジャパン学園 三重県の学習塾「安藤塾」と連携

 株式会社クラスジャパン学園(東京・渋谷区、中島 武 代表取締役)は、株式会社安藤塾(三重・伊勢市、安藤 大作 代表取締役社長)と連携し、不登校などを理由にオンライン学習をしている生徒を対象としたサポートキャンパスを開始する。

 株式会社クラスジャパン学園が運営するクラスジャパン小中学園は、不登校などを理由に自宅で学ぶ生徒が、オンライン学習によって小中学校の出席取得を目指せる「オンライン小中学校」。安藤塾と提携することで、オンラインサポートにとどまらず、リアルの塾の場をキャンパスと見立て、「オンライン学習で学ぶ生徒がより出席や成績取得を目指せる環境」を整えるべく、提携した。

 安藤塾の教室で、クラスジャパン学園が提供するオンライン教材を活用し学習を行う。出席・成績取得の要件となる「学習レポート」については、クラスジャパン学園と安藤塾が連携して作成し、生徒の保護者が学校としっかり連携できるまでサポートする。

対象
小学校1年生から中学3年生
料金
月額:33,000円(内税)
校舎
安藤塾全校舎
※伊勢神久校、東進衛星予備校伊勢西校は除く
時間
毎週:月曜から金曜 14時から16時
申込先(問い合わせ先)
※下記URLへ
http://www.andojuku.com/event/classjapan/index.html

「駿台」と「プロメディカス」が資本業務提携

「駿台予備学校」を運営する学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、「医学部予備校プロメディカス」を運営する株式会社プロメディカス(東京・中央区、山畔 清明 代表取締役社長)と、6月17日付けで資本業務提携し、駿台グループ・パートナーとなったことを発表した。

 プロメディカスは、2006年に横浜校を開校、大宮駅前校、東京駅前校の3校舎を展開し、医学部・薬農獣医看護系学部受験に関する指導ノウハウを蓄積してきた。少人数授業により、生徒の学習管理、保護者との連携、進路指導や生活面のアドバイスをきめ細かくおこない、学習面にとどまらないサポートを徹底している。

『一人ひとりの生徒と真剣に向き合う』『誠心誠意の指導で高い志にこたえる』『確かな情報に基づいた受験指導をおこなう』といった多くの点で、理念を共にし、両社が連携することにより、お互いの実績やノウハウを活かし、更に質の高い教育サービスを展開できると確信し、提携に至った。

玉井式×iZの共同企画 第4回グローバル学生ディスカッション「Students Speak Out!4」が開催

 株式会社タマイインベストメントエデュケーションズは、株式会社iZとともに、世界各国の学生が、それぞれの国の未来と相互協力の可能性を定期的にディスカッションする機会を共同企画している。
 その第4回グローバル学生ディスカッション「Students Speak Out!4」が、2021年6月25日(金)日本時間の19時30分~21時30分に開催された。

 今回のテーマは「Our SDGs – what we can do for the earth and future」(私たちのSDGs – 地球と未来のためにできること)。フィリピン、インド、日本の学生6名が、テーマに沿って自由にプレゼンテーションを行い、参加学生同士でディスカッションを行った。

 インドから参加したアニュシュカ・プリヤさん(ランチ―大学)は、コロナウイルスの人々への影響とSDGsの関係について発表を行った。参加学生からの「コロナウイルスのSDGsへの影響を最小限にするためには、政府はまず何に力を入れなければならないか」という問いかけに対し、「第一に医療環境を整え、そして人々に対する雇用機会の増加や教育が大事だ」と主張した。

 日本の多鹿佑哉さん(京都大学)は、SDGsとプラスチック廃棄の関係をテーマにプレゼンテーションを実施。プラスチックの廃棄によって生じる生態系への影響など、事態の深刻さを訴えた。参加学生からの「日本では特に食品産業でプラスチックが多く使われているが、それはなぜか」という問いかけに対し、多賀さんは「他人や顧客の利便性にとても気を配る傾向が日本人にはある」と回答。他の参加学生からは「日本はプラスチック生産大国であるが、生産量をゼロにするのは現実的ではない。ゴミの再資源化など処理の仕方が重要だ」という意見が出た。

 フィリピンから参加のジオ・アルモンテさん(デ・ラ・サール大学)は、ディスカッションのコミュニティやイベント、あるいは平和的なデモを利用し、私たちの声を政府など外部の組織体に届けることが、SDGsへの最も効果的な方法の一つだと主張した。「どのように年配の世代へSDGsの考えを広めていくことができるか」という参加学生からの問いかけに対しては、「私たち若い世代は、年配の方々へのアプローチが早すぎたり、押し付けがましかったりすることがあるので、周囲の人々、両親、そして祖父母と、ゆっくりアプローチしていくことが大切である」と述べた。

 共同企画社・iZの飯田隼央さん(関西学院大学)今後も月1回のペースでディスカッションイベントを継続開催していく。随時、下記SNSで告知し、興味のある学生、見学希望の方を募っている。

Facebook:https://www.facebook.com/tamaishikisso
インスタグラム:https://www.instagram.com/tamaishiki_sso
Twitter:https://twitter.com/out_tie

【グローバル学生ディスカッション】 次回開催決定!
「Students Speak Out!5 」
テーマ:Our life – with/after COVID-19 –
私たちの生活-ウィズコロナ/アフターコロナ
2021年7月30日(金)19時30分~21時30分(日本時間)

申し込みフォーム/Application form
【パネリスト/Panelist】
https://forms.gle/PtUV2nSqahVDLJ3m6
【オーディエンス/Audience】
https://tamaishiki.zoom.us/meeting/register/tZ0uce-hrjIsEtW8vkDs3NVHGiRJWAcdgj6V

やる気スイッチグループの個別指導学習塾「スクールIE®」、2020年 オリコン顧客満足度®ランキング授賞式を実施

 株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、高橋 直司 代表取締役社長)が展開する個別指導学習塾「スクールIE®」は、2020年「オリコン顧客満足度®ランキング」の授賞式を2021年6月21日(月)にやる気スイッチグループの本社にて実施した。

やる気スイッチグループの代表者が授賞式に参加(写真左:株式会社oricon ME 常務取締役 柏崎 祐樹氏)

 スクールIEは、2020年「オリコン顧客満足度®ランキング」では「大学受験 個別指導塾 現役 首都圏」「高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸」「小学生 個別指導塾 首都圏」の各ランキングで総合第1位を獲得し、3年連続のトリプル受賞を果たした。また、「小学生 個別指導塾 首都圏」は4年連続、「高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸」は2年連続で第1位を獲得した。

リソー教育 職域接種に協力へ およそ1万人分のワクチンを確保

 リソー教育は、新型コロナウイルスワクチン接種の加速化と集団免疫の獲得による早期の経済再生に向けて、職域でのワクチン接種を開始する政府発表方針に沿い、ワクチンの 「職域接種」に全面的に協力することを決定し、発表をした。

 リソー教育は、徹底した感染防止策(高さ 190cm 超の壁 に囲われたブースで、生徒と講師の間を仕切る大型ビニールカーテンの設置、生徒および講師のマスク着用、講師のフェイスシールド着用など)を講じることで、子どもたちが安心して通塾し、対面で個別指導を受けることができる環境作りに注力してきた。

 新型コロナウイルス感染症まん延の早期終結のため、ワクチン接種会場(4会場)を確保したうえで厚生労働省等へ掛け合い、約1万人分のワクチンを確保した。7月 5日より、リソー教育グループの従業員およびその家族、講師、接種を希望する生徒の保護者、提携先 (学校法人駿河台学園 等)を対象とし、接種希望者へのワクチン接種を実施することとした。