Archive for: 11月 2017

都立・私立の枠組みを越えた 未来型 中高一貫教育シンポジウムが開催

「未来型 中高一貫教育シンポジウム」が12月3日、駒込中学校高等学校にて開催されることが決まった。テーマは『激動の時代を生きる日本の子どもたちへ ~公私の別なくこれからの教育を語りあう~ 』だ。
 開催時間は14時30分〜16時30分(開場は14時)。対象は幼稚園・小学校・中学校の子供をもつ保護者で、参加費は無料。
 プログラムはまず、白鷗高校附属中学校の善本久子校長が講演し、続いて駒込中学校高等学校の河合孝允校長が講演する。その後、教育評論家・コンサルタントの若泉敏氏を交え、鼎談シンポジウムをおこなう。
 若泉氏は今回のシンポジウムの開催趣旨について「公立中学校と私立中学校の学校長がコラボレーションして、保護者に教育の大転換を伝えるセミナーはおそらく全国初です。現在と未来の最新の教育情報を様々な立場から提供し、この先の学校選びおよび進路実現に役立ててもらいたいとの思いから実現しました。
 これまで小学校6年生の中学受験を考えなかった保護者の方々、また幼児~小学校低学年の保護者の方々に、遠い将来をここで慮って、お子さまが生きていく未来を考える機会にしていただければ」と語る。
 このイベントでは、複雑で変動の大きい今の時代を、わが子がどのように生き抜いて幸福を築いていくのか。不確実性を増す現実社会にわが子の幸せの将来像をどのように描くのか、保護者が今一番知りたいホットな話題を提供していく。
また、2018年から都立白鷗高校附属中学校の入学選抜が変わる。一般枠では適性検査Ⅲが新設され、特別枠A(英検・数検・漢検)は廃止される。一方、海外帰国・在京外国人生徒枠を新たに設置。
 善本久子校長のリーダーシップのもと、都立白鷗高校附属中学はグローバル化とダイバーシティに向けて大きく舵を切った。その結果、中3英検準2級合格率90%以上をはじめ中学2年生の主要教科の学力は都立中高一貫校のトップレベルに伸長。今回はその学校改革の実際を講演してもらう。
 一方、ICTを取り入れたアクティブ・ラーニングをいち早く開始し、グローバル化、STEM教育など、21世紀に向けた教育改革を次々とおこなっている駒込中学校高等学校の河合校長には、世界と日本の諸情勢を踏まえた教育改革の大きなうねりと、先進的に取り組んできた学園改革のあらましを紹介してもらう。
 さらには両校長の対談を通し、新しい学習指導要領の実施をにらんで中学・高校の教育、大学入試がどのように変わろうとしているのかを浮き彫りにしていく。

多彩な戦略で堅調に実績を伸ばし続けている東京個別指導学院

東京個別指導学院の齋藤勝己社長

株式会社東京個別指導学院(東京都新宿区)は10月4日、2018年2月期第2四半期決算説明会を都内で開いた。
 はじめに、執行役員CFOの阿川靖氏が、2017年8月末在籍生徒数3万3075名、前年同期比6・8%増と、過去最高を更新したことを報告。小中高バランスよく在籍しており、当期の入会者数も前年同期比9.6%増とこちらも過去最高を記録した。売上高は89億1800万円で、前年同期比7・5%増。在籍講師数の厚みを背景に提案力を強化したことが、夏期講習会の売上高増加の大きな要因だという。
 続いて代表取締役社長の齋藤勝己氏が報告。単年度の目標達成も大事だが、同社では次年度に向けた準備を続けており、昨年は今年度を見越して既存教室の増床・増席や移転などのキャパシティ拡大を実施。それが上期の大きな成功につながっているという。
 また、在籍生は高校生が半数以上を占めるため、大学受験結果は大きな指標であるが、同社では難関大学の合格者数が伸長している。要因としては大学受験まで導ける優秀な講師の確保と研修に成功していること、また大学入試は多様化しているので、15年に社内に進路指導センターを設置し、最適な進路指導を実現してきたことが挙げられる。
 講師確保にあたっては構造改革をおこない「集める」から「集まる」に意識変化。今の講師の満足度を高めることに注力したことで、高3生が大学合格後、講師になってくれているという。2014年5月末の講師数は6800名だったが2017年5月末時点では9000名を超えた。
 また、出店戦略も「点」から「面」へ移行し、既出店エリアに新教室を増やした結果、あるエリアでは15年からの2年間で生徒数が153%増加、一方で1教室あたりの広告宣伝費は40%減を達成した。さらにベネッセグループのシナジーを活かし、進研ゼミ現会員・元会員にDMで同社の情報を紹介しているほか、ベネッセブランドを活用して東京都港区立小学校や三越伊勢丹などで出張授業を実施し、認知の向上に成功している。
 経産省の「おもてなし規格認証2017」の【★★紺認証】も取得している同社は、2020年に向けて来期からの新中期経営計画「To go for the NEXT ~ホスピタリティ経営2020~」を策定し、9期連続増収を目指していく。
 具体的な戦略としては、大学入試改革を機会に、ベネッセのオンライン英会話を導入。現在25教室でテストを実施しており、18年度には全教室に導入予定。
 また、毎年8教室を目安に新規ドミナント出店を実施するほか、人財育成も強化。毎年春に、教室長と講師がともにPDCAを回し教室運営を改善する「TEACHERS’ SUMMIT」を開催しているが、今後は主体的に学ぶ「TEACHERS’ SUMMITアカデミー(仮称)」の開催も計画している。

ヒューマンアカデミー 第1回ロボプロ全国大会を12月2日に開催

ヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:新井 孝高)は、2017年12月2日(土)に千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパスにてヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコース初の全国大会「第1回ロボプロ全国大会」を開催する。
2013年よりスタートした「ヒューマンアカデミーロボット教室」の最上位コースである「ロボティクスプロフェッサーコース」に通う子ども達に、日頃の学習成果を発表する機会を提供し、全国の生徒同士の交流を図り合うことで科学をより一層好きになってもらうことを目的としている。

■ヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコースとは
 教材の企画・開発から授業内容立案に至るまで、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)とその所長である古田貴之氏が総監修および総製作したコース。ロボット製作に熱中しながら数学や物理の概念を自然と学び、ロボット工学の基礎が習得できる。日本の基幹産業であるロボット産業の活性化に貢献できる人材の育成を目指す。

■ヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコース「第1回ロボプロ全国大会」 開催概要
日時:2017年12月2日(土) 午前11時~午後4時
会場:千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパス
   東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン® ソラマチ8F
最寄駅:東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅
    都営浅草線・京成押上線・東京メトロ半蔵門線 押上(スカイツリー前)駅

部門:
<フリー走行部門>
  200cm四方のフィールド内を、自作プログラムで自律制御させたロボットを自由走行させる競技
<ライントレース部門>
  ロボットに規定のコース内のライン上を走行させてゴールまでのスピードを競う競技
<創作ロボット部門>
  ロボットのアイデアやデザイン、機能を競う競技

※大会終了後、古田貴之先生のサイン会を開催予定。
※プログラムは変更となる場合もあります。

主催:ヒューマンアカデミー株式会社
大会審査委員長:古田貴之先生(工学博士、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長、ヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコース監修・アドバイザー)
出場者:ヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコースに在籍する生徒および修了生
※事前の予選会通過者

全国大会観覧予約申し込み
http://kids.athuman.com/robo/event/convention/rp2017/
2017年11月6日(月)午前11時~受付開始
※お申込みは、会員(ロボット教室の生徒とそのご家族)、加盟教室関係者、一般(10歳~15歳までの親子連れ)に限る。
※観覧予約は定員になり次第、締切となります。

2017年11月の塾歴(じゅくごよみ)

11月3日(金・祝)11:00-16:45
大井町から教育を考える会(OKK) 主催
「教育講演会&中学高等学校相談会」
会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館)7階イベントホール
お問い合わせ:TEL.03-5743-7458(事務局)
11月3日(金・祝)13:00-15:15
ワオ・コーポレーション 主催
ワオ!スパーサイエンスショーin大阪
会場:大阪工業大学 梅田キャンパス 常翔ホール
対象:小1~6年生 ※保護者同伴でご参加ください。
材料費:1,000円(お子さま1人あたり) ※当日会場受付にてお支払いください。
お問い合わせ:0120-047-052(能開センター 近畿本部)
11月3日(金・祝)
四谷大塚 主催
「全国統一小学生テスト」
会場:47都道府県2,200会場以上で実施
対象:小学1・2・3・4・5・6年
受験料:無料
お問い合わせ:URL http://www.toitsutest.com/
11月3日(金・祝)
eisu 主催
「第30回 文芸コンテスト/英語スピーチコンテスト 本選・表彰式」
会場:eisu倶楽部 湯の山「新館」
お問い合わせ:URL http://www.eisu.co.jp/bungeicup2017/
11月4日(土)13:00-16:00
瀬戸市民憲章推進協議会 主催
「ICT教育シンポジウム」
会場:パルティせと 5階アリーナ
お問い合わせ:090-7437-6664
11月5日(日)
東進ハイスクール・東進衛星予備校 主催
「全国統一中学生テスト」
会場:東進ハイスクール・東進衛星予備校・東進中学NET各校舎、
特別会場、東進公認会場
対象:中3生・中2生・中1生
受験料:無料
お問い合わせ:03-6261-6003
11月5日(日)12:00-15:00
公益社団法人全国学習塾協会 北海道東北支部 主催
「第29回 進学情報Can 大崎会場」
会場:古川商工会議所
お問い合わせ:TEL.0228-25-2525(事務局:志学塾内)

11月5日(日)・6日(月)

Edvation×Summit2017実行委員会・一般社団人教育イノベーション協議会 主催
「Edvation×Summit2017」
会場:千代田区立麹町中学校・開運クラブ国際会議場
URL www.edvationxsummit.jp
11月7日(火)18:00-19:30
次世代幼児教育プロジェクト 主催
「未来の学びの作り方シンポジウム
プログラミング教育の最初の一歩
~未就学児からの楽しい学びの作り方~」
会場:東京大学福武ホール 地下2階 福武ラーニングシアター
対象:幼稚園や小学校の教員、教育関係者、保護者
www.e4t.jp
11月11日(土)10:00-16:45
大妻嵐山中学・高等学校 主催
「生徒の学びが変わる授業づくり公開研究会
~大妻嵐山が目指すアクティブラーニングとは?~」
会場:大妻嵐山中学・高等学校
URL www.otsuma-ranzan.ed.jp
11月12日(日)10:30-17:30
一般社団法人コアプラス 主催
「エデュコレ~多様な教育の博覧会~2017in大阪」
会場:立命館大学茨木キャンパス フューチャープラザ2・3階
URL educolleinfo.wixsite.com/2017
11月12日(日)12:00-15:00
公益社団法人全国学習塾協会 北海道東北支部 主催
「第29回 進学情報Can 石巻会場」
会場:石巻専修大学
お問い合わせ:TEL.0228-25-2525(事務局:志学塾内)
11月15日(水)~17日(金)
リード エグジビジョン ジャパン株式会社 主催
「第1回 関西 教育ITソリューションEXPO(EDIX関西)」
会場:インテックス大阪
お問い合わせ:URL http://www.edix-expo.jp/kansai/
11月22日(水)13:00-16:30
松阪市立三雲中学校 主催
公開授業研究会 
「教え合い学び合いながら深い学びへとつなげる授業デザインの創造
~一人一人の学びを支えるICTの利活用~」
会場:三重県松阪市立三雲中学校
お問い合わせ:0598-56-2329(教頭:平野・事務局:豊田)
URL www.schoolweb.ne.jp/matsusaka/mikumo-j
11月25日(土)10:30-16:30
日本教育技術学会 主催
「第31回 日本教育技術学会 東京・大正大学大会」
会場:大正大学
URL 2017jses.jimdo.com
11月26日(日)10:30-17:30
一般社団法人コアプラス 主催
「エデュコレ~多様な教育の博覧会~2017 in 東京」
会場:東洋大学白山キャンパス 1号館6階
URL educolleinfo.wixsite.com/2017
12月7日(木)14:00-20:30
株式会社私塾界/全国私塾情報センター 主催
「私塾界プレミアムセミナー&謝恩パーティー」
会場:ホテルメトロポリタン池袋
お問い合わせ:TEL.03-3987-0838(担当:山田・松本)