都教委 小中高一貫校の検討委設置延長

東京都教育委員会は4月10日、全国初の公立小中高一貫校の設立構想を議論する有識者らの検討委員会について、3月末までとしていた設置期間を12月末までに延長したと発表した。構想は猪瀬直樹前知事の肝煎りで、検討委は昨年4月に設置された。同8月、教育課程を「4・4・4制」とすることなどを盛り込んだ中間報告を出したが、異論が出ていたため再検討する。中間報告は開校を2017年度に予定し、昨年11月には都教委が校舎新設に伴う予算要求もしていた。理数系分野の人材育成という基本方針は変更しないという。

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