文部科学省は、これまで全国で進められてきた学校の統廃合をめぐる実態調査をまとめ、小規模校の統廃合の検討を自治体に促す「手引」を公表した。通知が出た59年前と昨年を比べると、小中学生の数は約1858万人から54%とほぼ半減したのに対し、学校数は約4万校から77%と2割余りしか減っていない。調査では、統廃合の賛否が2対1に割れた。賛成派が反対派の2倍に達したとはいえ、今なお反対派が3分の1に上る意味は重い。
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