通信教育でも塾でもない ベネッセが「進研ゼミ+」をスタート

株式会社ベネッセコーポレーションは今春から「進研ゼミ+(プラス)」を開講するのに先駆け、子供たちの勉強と、部活・習い事などの両立を応援するキャンペーン「よく春″(よくばる)2016」を開始する。

林純一執行役員

林純一執行役員

1月6日に東京都内で開催したキックオフイベントでは、同社の林純一執行役員が登壇。2020年には入試が変わるため、進研ゼミも進化させる。考えられるすべてをカタチにし、通信教育でも塾でもない「進研ゼミ+」をスタートすると述べた。

「進研ゼミ+」では、子供の家庭学習をバックアップするため、これまで以上に人がサポートするという点が、進研ゼミとは大きく異なる。それを実現すべく目玉に据えているのが、勉強の進め方をアドバイスする「赤ペンコーチ」と、延べ2千万人にも上る進研ゼミ卒業生のなかから各分野で活躍している人を選出した「特別赤ペンコーチ」だ。

子供たちに夢を与える仕事がしたいと語る澤さん

子供たちに夢を与える仕事がしたいと語る澤さん

イベントでは、その特別赤ペンコーチに就任した元サッカー選手の澤穂希さんと、雑誌『Seventeen』専属モデルの古畑星夏さんがゲストとして登場。澤さんは「将来、女子サッカーの普及や、子供たちに夢を与える仕事がしたいので今回は頑張りたい」。古畑さんは「昨年3月に高校を卒業したばかりなので、何でも相談できる存在になりたい」と、それぞれ数か月の特別レッスンをおこなう意気込みを述べた。

また、司会者から「目標達成のためにどう行動していた?」と質問された澤さんは「小さい頃からサッカー選手になるため目標を高く持って練習してきた。週5〜6日は練習だったため勉強との両立は大変だったが、進研ゼミと出会って楽しく学べた」と語った。

澤穂希さん(写真右)と古畑星夏さん

澤穂希さん(写真右)と古畑星夏さん

13歳からモデルとして活躍している古畑さんは、「モデルになるつもりはなかったが、友達とオーディションに応募してこの仕事をすることになった。勉強との両立は大変だったが、進研ゼミのプリントを仕事場に持って行って頑張っていた」という。

最後に子供たちへのメッセージとして、澤さんは「サッカーも勉強も、結果の裏には努力がある。一人ひとりにあった学習サポートをしてくれる赤ペンコーチで夢を叶えてほしい」と語り、古畑さんは「目標に向かうには辛いこともあると思うが、それを乗り越えてほしい。『進研ゼミ+』と一緒に頑張ろう!」とエールを送った。

 

 

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