九州大 新「亭亭舎」

移転が進む九州大学の伊都地区(福岡市西区)に昨年、木造平屋建ての和風家屋「亭亭舎」が誕生した。九大は散在するキャンパスを伊都地区に統合するのに伴い、老朽化した亭亭舎を2010年に解体することを決めた。「新キャンパスにも交流の場をつくろう」と立ち上がったのが建築学科の卒業生らだった。約5年かけて約6000万円の寄付金をかき集めた。旧亭亭舎の面影を感じ取れるように卒業生が設計した。木造平屋の構造に加え、窓から庭を見渡せる開放感あふれる居心地も再現した。

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