給付型奨学金、議論を開始 文科省 

文部科学省は、返済不要の「給付型奨学金」について議論する省内チームをスタートさせた。文科省が検討中の給付型奨学金制度は、対象を経済的に苦しい学生に絞ったうえで、在学中に借りて卒業後に要件を満たせば返済不要になる方式が前提。13日の会合では、対象者について生活保護世帯や児童養護施設の子、といった複数のパターンを検討。税制改正も含め、どのように財源を捻出するかなどについても意見を交わした。5月までに結論を出し、「ニッポン1億総活躍プラン」に盛り込みたい考えだ。

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