入学試験で「漢検」を評価・活用している大学・短期大学は1,069校中569校(53.2%)

公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区 代表理事 会長兼理事長:髙坂節三)は、2017年8月から10月の3ヶ月間で、全国の大学・短期大学1,069校と専修学校2,838校を対象に「漢検」「文章検」の入学試験等における活用状況調査を実施した。
入学試験で「漢検」を評価・活用している大学・短期大学が1,069校中569校(53.2%)、「文章検」を評価・活用している大学・短期大学が1,069校中438校(41.0%)である等の調査結果がまとまった。

大学・短期大学での「漢検」活用 621校(うち入試に活用しているのは569校)
2017年度の調査では、「漢検」を活用すると回答した大学・短期大学は、全国の大学・短期大学の58.1%にあたる621校。そのうち、2018年度入学試験において、出願要件や点数加算等で「漢検」を活用する大学・短期大学は569校となった。
「漢検」を活用する入試の種別は、推薦入試が349校と最多で、次いでAO入試が339校、一般入試が87校という結果となった(複数の入試種別で活用している場合は、それぞれ校数に含む)。
具体的な活用内容や活用校の一覧等、調査結果の詳細については、日本漢字能力検定協会ホームページで確認できる。(http://www.kanken.or.jp/kanken/investigation/university.html

大学・短期大学での「文章検」活用 460校(うち入試に活用しているのは438校)
2013年の秋に開始した「文章検」は、情報を正確に理解する力と、考えを的確に表現し相手を納得させる力を測定し証明する検定。現在、2級・準2級・3級・4級の4段階のレベルを設定している。「文章検」では、複数の能力が関連した総合的な技能で
ある「文章能力」を、「読解力(要約・構成)」「作成力」「基礎力(語彙・文法)」の3つの力に分類し、それぞれの知識や能力を客観的な採点基準に基づいて点数化する。
「文章能力」を分類して捉えることで、能力育成のポイントが明確になり、体系的な能力育成が可能となる。
そのような特長があり、現在「文章検」は、企業の社員研修や大学の初年次教育、中学・高校の授業、また入学試験や昇格試験等の能力測定の場で主に活用されている。
今回の調査では、全国の大学・短期大学の3校に1校(41.0%)にあたる438校が入試で「文章検」を資格として評価・活用していることがわかった。

専修学校での「漢検」活用 600校(うち経済的援助の条件に活用しているのは251校)
2017年度の調査では、「漢検」を活用すると回答した専修学校は、全国の専修学校の21.1%にあたる600校。
「漢検」を活用する種類としては、「経済的援助(受験料、入学金、授業料減免などの経済的援助が受けられる要件の一つとする)」が251校と最多で、次いで「合否判定考慮・参考(申請があれば入試時に参考にする)」が250校という結果となった(複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む)。
「経済的援助」の条件として「漢検」を活用する専修学校251校のうち、87校が「漢検」の2級(高校卒業・大学・一般程度)、68校が準2級(高校在学程度)、83校が3級(中学卒業程度)を条件として設定している。

(参考)
大学・短期大学における「漢検」「文章検」資格活用状況調査(2017年度調査)
専修学校における「漢検」「文章検」資格活用状況調査(2017年度調査)

▼調査の趣旨
文部科学省の「検定試験の評価の在り方に関する有識者会議」より発表された「『検定試験の評価ガイドライン(試案)』について(検討のまとめ)」に基づいて実施。
▼調査・公表の目的
学校教育課程や入学試験、単位認定や在学中における検定の活用状況についての実態把握と、生徒や学生、保護者、教員の方々への進路選択の参考や学習の励みになる情報、保有資格を積極的に活用するための情報の開示。
▼調査時期
 2017年8月~10月(発表日:2018年1月31日)
▼調査対象
 ・全国の大学・短期大学1,069校(大学753校、短期大学316校)
 ・全国の専修学校2,838校
  ※『全国学校総覧 2017年版』掲載の大学・短期大学・専修学校から、募集停止・休止の学校を除き、新設校を加えた全国の大学・短期大学・専修学校(日本漢字能力検定協会調べ)。
▼調査方法
 調査用紙を発送したうえで、FAX・電話で回答を得る。
▼調査項目
 ・2018年度入学試験や2017年度単位認定等における評価または判断材料としての「漢検」「文章検」の活用有無
 ・活用している学部、課程、入試種別、科目、対象級、活用の詳細
▼調査結果(概要)
回答校数:大学734校(回答率97.5%)、短期大学309校(回答率97.8%)、専修学校1,519
校(回答率53.5%)

「漢検」 活用校数:大学421校(入試関連392校、入試以外98校)、
短期大学200校(入試関連177校、入試以外69校)
専修学校600校(入試関連276校、入試以外401校)
     ※複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
詳細情報:(大学・短期大学)
http://www.kanken.or.jp/kanken/investigation/university.html
(専修学校)http://www.kanken.or.jp/kanken/investigation/vocational.html
           ※掲載校数は、学校側の掲載・削除の要望等により変更になる場合がある。

「文章検」 活用校数:大学326校(入試関連312校、入試以外45校)、
短期大学134校(入試関連126校、入試以外26校)
専修学校205校(入試関連137校、入試以外84校)
      ※複数の種類で活用している場合は、それぞれ校数に含む。
詳細情報:http://www.kanken.or.jp/ bunshouken/education/exam/investigation.html
       ※掲載校数は、学校側の掲載・削除の要望等により変更になる場合がある。

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