個人レベルにも広がる教育ICT

 COVID-19に伴う学校閉鎖要請を受けて、多くの事業者がオンライン学習サービスの無償提供に踏み切っている。また文部科学省は学習支援コンテンツを集めたポータルサイト(通称:「子どもの学び応援サイト」を公開。経済産業省も、2月28日から「未来の教室」ホームページに、学校協業対策特設サイト「#学びを止めない未来の教室」を開設している。この流れを受けて、個人レベルでもその動きが見られつつある。

 ウェブサイト「自学自習(www.jigakujishu.net)」は子どもの学ぶ権利を守りたいという思いから、国立国会図書館に勤務する田幡琢磨氏が一人で立ち上げた。今、学校閉鎖要請を受けて、図書館でも臨時の休館や児童・生徒の利用禁止などで十分なサービス提供ができない状態になっている。その図書館でのサービスの代替として、オンラインで利用できる教育資源を紹介するに至った。

 本サイトは基本的には保護者を対象としているが、児童生徒自身でも使うことを想定している。

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