Jリーグ NPB 開幕は更に延期の方向

 Jリーグと日本野球機構(NPB)が合同で設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第5回会合が4月3日開かれ、4月末を目指すとしていた再開日を、それぞれ5月以降に延期する方針を決めた。

 サッカーJリーグは公式戦の再開を、J3:4月25日、J2:4月2日、J1:5月9日からと開催規模を踏まえて段階的な再開を目指していたが、J1神戸の選手らに感染者が出ている。対策連絡会議で感染症の専門家から「感染の局面が変わり、再開の時期はできるだけ後ろにずらすべきだ」と提言を受けた。
 村井満チェアマンは「今のスケジュールを実行に移すのは非常に難しいという認識を持っている」と語った。

 プロ野球は4月24日の開幕を目指していたが、3月26日に阪神の3選手の感染が判明した。阪神は全選手が自宅待機となっており、パ・リーグの複数球団感染拡大防止のためがチームとしての活動を休止している。
 斉藤惇コミッショナーは「残念ながら状況は大変厳しく、延長は覚悟しないといけないと思っている」と語った。プロ野球は4月3日午後の代表者会議で開幕の再延期を決める見通し。

 この日の会議、会見はともにウェブ会議システムを利用して行われた。

みんなが私塾界!