板橋区、約50年ぶり寺院文化財調査報告書『板橋の寺院』刊行 将軍家ゆかりの寺宝も紹介

 東京都板橋区は4月24日、区内寺院に伝わる文化財を調査・解説した報告書『文化財シリーズ第102集 板橋の寺院 寺院所蔵の文化財に見える歴史と文化 真言宗編』を刊行した。区による寺院調査報告書の刊行は1982年以来、約50年ぶりとなる。本書では、日曜寺、観明寺、中台延命寺の3寺院を取り上げ、通常非公開の仏画や経典などを高精細カラー図版と最新研究成果とともに収録。徳川将軍家一門・田安家が奉納した仏画や、約600人の名が記された大般若経600巻など、板橋宿に集った多様な人々の信仰の歴史を読み解く内容となっている。

 板橋区は、中山道の宿場町として栄えた地域に残る寺宝を通じ、地域文化の再発見につなげたい考え。報告書は区立郷土資料館と区政資料室で640円で販売し、中央図書館などでも閲覧できる。

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