全国20万人超の小・中学生が登録 緊急事態宣言に伴う学習支援のために開講した「全国統一オンライン講座」を教員向けにも公開

 東進ハイスクール・四谷大塚を運営する株式会社ナガセ・株式会社四谷大塚は、緊急事態宣言による全国の学校休校に伴って無料開講し、20万人を超える小・中学生が登録している「全国統一オンライン講座」を、5月1日より小・中学校の教員・教育委員会の先生向けに公開を始めた。東進・四谷大塚の授業をオンラインで全国の先生に公開するのは、今回が初となる。

 この「全国統一オンライン講座」の先生向けの公開は、学校の教員からの要望を受けて実現した。具体的には「地域の小・中学生に受講を薦めたい」「実際に生徒が受講している授業を受けてみたい」等といった声が寄せられていた。「全国統一オンライン講座」のウェブサイトに、教員専用の申込フォームを用意し、登録すると無料で授業を視聴できる。

〈学校の先生による活用例〉

  • 小・中学校の先生方がオンライン授業を行う際に、授業準備や研修教材として活用
  • 学校の指導と、生徒が自宅で受ける「全国統一オンライン講座」を連動させる
  • 学校の課題の補助や予習として必要な生徒に紹介


 東進は、毎年5,000名の高校の先生が参加する「夏の教育セミナー」を主催するなど、学校の先生方に向けて役立つ情報発信に努めてきた。今回の教員・教育委員会向けの「全国統一オンライン講座」の公開が、休校時・休校後の学習支援と日本の教育ICTの発展の一助になればと考えているという。

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