三重県教委 小中学教職員を対象に「ZOOM」でオンライン授業研修

 6月4日、定例記者会見で三重県教委の木平芳定教育長は、新型コロナウイルスの再燃に伴う臨時休校に備えて、小中学校の教職員や市町教委を対象に初となるオンライン授業の研修を実施すると発表。19日にウェブ会議システム「ZOOM」を使って開催する。

 新型ウイルスの感染拡大により3月以降、休校が続いたため、既に一部の学校では、独自にZOOMズームやYouTubeを活用し、児童生徒の家庭学習を支援していた。この度、全ての学校で効果的なオンライン授業を実施できるように研修を開くという。
 文部科学省ICT活用教育アドバイザーの平井聡一郎氏が講師を務め研修をおこなう。他県の先進事例や技術を向上させる方法を説明し、授業の実践例を県立朝明高校の寺田恵子教諭が紹介。開催拠点は、県総合教育センター。勤務先から受講者は参加する。

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