NASA 火星地表の岩石 採取成功

 アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月6日、無人火星探査車「パーシビアランス」が、初めて火星地表にある岩石のサンプル採取に成功したと発表した。採取した鉛筆大の岩が保存用の管に収まっている画像を公開した。採取されたサンプルは将来、火星へ送る予定の探査機で地球に持ち帰ることが計画だ。

 探査車「パーシビアランス」は今年2月、火星でかつて湖があったと推定されるクレーターに着陸した。火星の岩石などのサンプルを採取するためのドリルなどの機器が搭載されている。

 先月行われた1回目のサンプル採取では、岩石が細かく砕け、保管用のチューブの中に入らず失敗した。今月1日、2回目の採取に挑戦し、岩石に穴をあけたことが確認されていた。

 探査車からのデータを分析していたNASAは6日、岩石のサンプルがチューブに入ったことが確認されたと発表し、画像を公開した。採取された岩石は鉛筆より少し太い程度の大きさだ。火星地表の土壌を採取し持ち帰ることができれば火星探査の歴史で初めてとなる。

 今回のミッションは、土壌の詳細な調査を通じ、微生物など生命の痕跡の有無を探ることで、サンプル採取成功は大きな前進となる。

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