FIFAとUEFA ロシアの代表チームとクラブチームの国際大会出場を禁止

 国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は2月28日、ウクライナに侵攻したロシアへの制裁措置として、主催する大会にロシアの代表チームとクラブチームの出場を停止すると発表した。ロシア代表は22年W杯カタール大会の本大会出場の道を断たれ、欧州リーグ決勝トーナメントに参加する予定だったスパルタク・モスクワも大会から除外されることになる。今後、状況が改善されなければ、欧州ネーションズリーグ予選(6月2日開幕)やロシアが出場を決めている女子欧州選手権(7月6日開幕、イングランド)も対象となる。

 FIFAは前日27日に制裁措置として、ロシア国内での国際試合開始禁止やホーム戦の中立地開催などを決めていた。しかし、ポーランドやスウェーデン、チェコなどが対戦拒否を表明し、欧州各国の協会から非難の声が上がっていた。
 これに対して、ロシアサッカー連合は反発。スポーツ仲裁裁判所へ申し立てを行う可能性を示唆し、徹底抗戦を訴えている。

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