アイリスオーヤマ、映像ソリューション事業を強化

 アイリスオーヤマ株式会社(仙台市、大山 晃弘 代表取締役社長)は、教育施設を中心に、オフィスなど様々な場所で使用できるプロジェクター8機種と電子黒板2機種を、2022年4月末より順次発売する。

「GIGAスクール構想」により、児童生徒1人1台の学習端末の整備が始まり、新型コロナウイルス感染拡大の影響により端末の整備率はさらに上昇している。今後は学習端末の有効活用と共に2024年度から順次実施予定のデジタル教科書の導入や、既に教育現場に導入済みのモニターなど大型掲示装置の入れ替えが進展することで、プロジェクターや電子黒板に対する一層の需要拡大が予測される。こういった背景からアイリスオーヤマは、映像ソリューション事業を強化し、プロジェクター市場に本格参入を決めた。教育施設向けの電子黒板も新たに発売する。

 プロジェクターは、大会議室やホールなどの広い空間に適した常設タイプ2機種、オフィスを想定したスタンダードタイプ4機種、教室など限られたスペースでの大画面投写に対応した超短投写タイプ2機種の計8機種。

 電子黒板は65型と75型の2機種で、4K対応の高精細ディスプレイにより映像などのコンテンツを鮮明に表示できる。外部機器を通じて画像や映像を表示したり、メジャーや図形ツールなどの機能を搭載している。パソコンやタブレットを接続することで画面の共有や相互操作も簡単に行えるほか、最大9端末の画面を同時に表示するなど、電子黒板の画面を生徒の端末に共有することができるため、グループ学習や双方向学習にも適している。

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