2022年(令和4年)5月22日、箱根湯本富士屋ホテル コンベンションホールにて「令和4年 私学・企業・県内塾3団体合同による勉強会・交流会」が開催された。
主催は一般社団法人神奈川県学習塾連絡会(磯崎斉会長)、共催は神奈川県私塾協同組合(田中保行理事長)、一般社団法人かながわ民間教育協会(荒谷博孝理事長)。
同会には守谷輝彦小田原市長、栁下正祐小田原市教育委員会教育長も駆けつけ、学校、塾関係者含め80名を超える多数の出席者であった。新型コロナ感染症の感染対策を十分に行いながらも会は熱気を帯びながら進行した。
今回の勉強会では、牧島かれん衆議院議員と株式会社SCI小川明広代表取締役による2部立てで講演が行われた。
牧島かれん議員は「デジタルを活用した教育の今後」と題し、「誰もが、いつでもどこからでも、誰とでも、自分らしく学べる社会」を目指す「教育データの利活用に向けたロードマップ」について等を話した。
小川明広氏は「大学から見た求められる高校生。どのように将来設計を指導するか」と題し、これからの生徒への進路指導には、「生徒自身の丁寧なログの提示が重要だ」等と話した。
同会に出席した神奈川県学習塾連絡会とかながわ民間教育協会豊川忠紀創英ゼミナール代表取締役は、「地元選出の牧島先生が大臣として国政でご活躍なされている事を嬉しく思います。デジタルを活用した教育の今後についての講演はとても興味深いお話でした。神奈川県内の3団体合同での初の勉強会でした。多くの私学私塾が共同し新しい時代の教育のカタチを創っていく必要を感じました。」と同会の感想を話してくれた。
磯崎神奈川県学習塾連絡会会長は同会の今後について、「リアルなイベントの開催については、コロナの状況を見なければならないが、会としては塾と学校だけでなく、内外の繋がりをより一層広く、強くしていきたい」と話した。