花まる学習会、アソビュー、リディラバ、慶應義塾大学の四者が連携 子どもの生きる力を育む「子どもの体験格差解消プロジェクト」を発足

 株式会社こうゆう(埼玉県・さいたま市、高濱 正伸 代表)、アソビュー株式会社(東京・品川区、山野智久 代表執行役員CEO)、株式会社Ridilover(東京・文京区、安部 敏樹 代表取締役)、ならびに慶應義塾大学 総合政策部 中室牧子教授は、2023年1月26日(木)、「子どもの体験格差解消プロジェクト」を発足する。
 経済的困難や不登校などの困難を理由に、様々な「体験」機会に乏しい状況にある子どもたちが、自然体験・文化体験・社会的体験などから「自分らしく生きる力」を得ることができる社会の実現を目指し、活動していく。


 経済的困窮や不登校など厳しい境遇にある子どもたちが「自分らしく生きる力」を育めるよう、多様な体験を提供し、日本の子どもたちが直面する体験格差の課題解消を目指すプロジェクト。アソビュー、リディラバ、花まる学習会、慶應義塾大学の四者が連携、それぞれの強みを活かし、体験格差のない社会の実現に向けて様々な取り組みを行う。まずは、2025年3月末までの3年間で子どもたち1,000名への体験機会提供と、政策提言に向けた「子どもと体験」に関する実態調査の実施を目指すとともに、運営資金の調達を行う。

主な活動内容
(体験機会の提供や調査・研究における、参画企業・団体等の関わり)

①子どもたちへの体験機会の提供
 自然体験・社会体験・文化的体験を同時に享受でき、子どもたちの主体的な参加が期待され「地方での宿泊体験=旅」を軸に、子どもたちへの良質な体験機会を提供。2025年3月末までの3年間で、困難を抱える子どもたち1,000名への機会提供を目指す。併せて、地域経済の活性化、子どもたちの第2のふるさと創出等、過疎高齢化に悩む地方部の課題解決にも貢献する。

②「子どもと体験」に関する調査・研究
 体験格差に対する理解の促進・支援拡充を目指し、「子どもと体験」に関する実態調査・研究に取り組む。中室牧子慶應義塾大学総合政策学部教授監修のもと、学習や食など、さまざまな分野で子どもを支援する団体とも提携し、約150団体・10,000世帯を対象とする実態調査等をもとに、体験格差の背景要因と、それを踏まえたよりよい体験機会のあり方に関する提言を目指す。

③運営資金の調達
 体験格差解消の支援を募る寄付の窓口を設置する。体験の提供に特化した日本最大の予約サイト「アソビュー!」(https://www.asoview.com/)上で寄付の募集を行う。

 その他、困難を抱える子どもたちが無償で様々な体験機会を得られるよう、企業協賛・協働の推進や、各種助成金・補助金の活用など、持続可能な事業モデルづくりに取り組む。

アソビュー!内寄付受付専用ページ「【子どもの体験格差解消プロジェクト募金】子どもたちに「体験」という思い出を」:https://www.asoview.com/item/ticket/ticket0000017950/

【プロジェクト概要】
プロジェクト名称:子どもの体験格差解消プロジェクト
プロジェクト始動:2023年1月26日(木)
プロジェクトメンバー:
 花まる学習会 代表 高濱正伸
 アソビュー株式会社 代表執行役員CEO 山野智久
 株式会社Ridilover 代表 安部敏樹
 慶應義塾大学 総合政策学部教授 中室牧子

参画団体:
 株式会社こうゆう(https://www.hanamarugroup.jp/
 アソビュー株式会社(https://www.asoview.co.jp/
 株式会社Ridilover(https://ridilover.jp/
 慶應義塾大学 中室牧子研究室(https://edueco.sfc.keio.ac.jp/index.html

事務局:東京都文京区本郷3丁目9−1(株式会社Ridilover内)
WEBサイト: https://experience-gap.studio.site/

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