ベネッセHD 京都洛西予備校の発行済全株式を取得する株式譲渡契約を締結

 株式会社ベネッセホールディングス(岡山市)は、京都市内を中心に小中高校生向けの学習塾「洛西進学教室」等を運営する株式会社京都洛西予備校(京都市)の代表取締役である土肥賢司氏との間で、京都洛西予備校の発行済全株式をベネッセHDが取得する株式譲渡契約を締結した。京都洛西予備校は、2023年4月28日(予定)の株式取得に伴い、ベネッセHDの連結子会社となる予定。
 ベネッセグループでは、幼児から高校生、さらには社会人に至るまで、学ぶ楽しさや自己成長の喜びを第一に、学習スタイルやニーズに合わせた教材、教育サービスを提供しており、ベネッセHDの連結子会社である株式会社東京個別指導学院、株式会社アップ、株式会社東京教育研(鉄緑会)は、各社とも特徴のある学習塾を運営し、対面やオンラインで生徒一人ひとりの目的・理解度に合わせた丁寧な指導を行うことで、生徒や保護者から確かな評価を得ている。

 京都洛西予備校は、京都市西京区を中心に、桂、洛西ニュータウン、桂川、伏見神川、亀岡、福知山にて7教室(京都洛西予備校が運営する「東進衛星予備校福知山駅南校」は本件譲渡の対象外となる)を展開する地域に密着した小中高校生向け学習塾であり、京都の公立高校受験や公立中高一貫校受験において高い合格実績を有している。
 ベネッセHDは、年内入試拡大等の事業環境変化を踏まえた、グループ塾の在籍構造改革に着手しており、京都洛西予備校を連結子会社化することにより、アップと京都洛西予備校の事業連携と経営資源の共有化を推進し、両社の更なる事業成長を実現すると共に京都府内のグループ塾の拠点展開数を充実させ、京阪神エリアにおける塾・教室事業の強化を図るという。

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