ブラザー、川崎市と「持続可能なまちづくりの実現に向けた連携協定」を締結

 ブラザー工業株式会社(佐々木 一郎 社長)の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社(安井 宏一 社長)は、9月19日に川崎市(福田 紀彦 市長)と持続可能なまちづくりの実現に向けた連携協定を締結した。

 ブラザー販売は、川崎市と連携協定を締結し、市内を運行する路線バスや新しい市役所本庁舎などのペーパークラフトの制作に協力した。ペーパークラフトは同市のホームページで無料で公開されるとともに、同市が主催や後援するイベントでのノベルティや、児童向け公共施設での利用など、環境にやさしい公共交通機関への関心の向上と利用促進を目的に広く活用が検討されている。また、2024年に市制100周年を迎える同市の記念事業を担う「川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会」に参加し、交通も含めた、環境にやさしい社会の実現にも貢献していくとしている。ブラザー販売は、ペーパークラフトや刺しゅうなど、プリンターやミシンのコンテンツ制作と、それらを用いたワークショップの開催経験で培った「楽しみながら社会とつながり、学びを得る体験づくりのノウハウ」を活用し、自社だけでは解決できない社会課題の解決に向けた活動を、行政や企業と協力して行っていくとしている。

■連携協定締結式
 9月19日(火)に川崎市役所本庁舎において連携協定締結式を行った。川崎市長の福田氏とブラザー販売社長の安井は締結式を通して、公共交通の利用促進に留まらず、持続可能なまちづくりの実現に向けて、行政と企業の垣根を越えた広く新たな取り組みをしようというお互いの思いを確認しあった。

■「持続可能なまちづくりの実現に向けた連携協定」 連携事項

1.公共交通の利用促進に関すること
2.環境にやさしい社会の実現に向けた取組に関すること
3.持続可能なまちづくりの実現に向けた市民等への普及啓発に関すること
4.豊かな地域社会づくりに関すること
5.その他相互に連携・協力することが必要と認められる事項に関すること

新たに制作したペーパークラフト
 ブラザー販売は、子どもたちが楽しみながら「まちと交通」を考える機会を創出したいという川崎市の思いに共感し、締結式の以前から市内を走るバスのペーパークラフトや、「バスで行きたい場所・行ってみたい場所」という市民参加型のアンケート企画で選ばれた建物のペーパークラフト制作に協力してきた。

 今回新たに、「川崎市役所新本庁舎」「全国都市緑化かわさきフェアとのコラボラッピングバス(川崎市交通事業80周年記念事業)」「KAWASAKI BRT」「チョイソコかわさき」のペーパークラフト制作に協力した。今後も同市と相談しつつ、新しいコンテンツを追加していく予定である。また、制作協力したペーパークラフトは、同市のホームページでの公開に加え、ブラザーのプリントコンテンツサイト「プリふれ」でも公開を予定している。

■川崎市ペーパークラフトダウンロードサイト
https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000128093.html

■ブラザーコンテンツサイト 「プリンターでふれあおう!プリふれ」
https://online.brother.co.jp/ot/dl/purifure/

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